改めてカリタ「300サーバーN」の魅力に気付いた2020年夏
自宅でコーヒーを淹れるときはハンドドリップ率が高いのですが、その時に必要なのがコーヒーサーバー。
基本的にはガラス製のものが多いのですが、ワタシも例にもれずガラス製、しかもパーツもすべてガラスでできてるモノを愛用しています。やっぱり無駄な素材が入ってないほうが見た目も美しいし、これ以上の素材はないよなぁと長年思ってきたのですが、最近それに変化が起こりました。
カリタの300サーバーNがかっこいい
なんかこう、往年の名選手を見るかのような、そんな感覚。
昔の高校野球選手って帽子のツバがまっすぐだったじゃないですか。それがいつしかダサいという風潮が出てきた90~00年代。しかし今やメジャーリーガーはじめNPB選手もヒップホップの人みたいなまっすぐ帽になってますよね、流行りなのでしょう。
あれだけガラスオンリーのサーバーが良いと思っていたのに今ではそのプラスチックが愛おしい。おもちゃみたいだけど、これはこれでアリだよな、と。
気になる見ため
それでは今まで気にも留めていなかった人が多いであろう、外観をじっくりどうぞご覧くださいませ。
赤のねじが良い感じ。しかも樹脂製なのでいつかは朽ち果てる運命なのだと思います。しかしながらこのワンポイントに「赤いチェックのカリタ」イズムを感じることができますね。
真後ろから。ハンドルには縦のスリット入り。洗った際の水切れはどうなんでしょうか?軽量化が目的なのか?気になるところです。
「MADE IN THAILAND」
Nikonもタイ製の商品が多い印象です。
カップ数とml表記が併用されています。
コーヒーがたれにくい構造。さすが計算しつくされている。
握りやすくて安心感がある
ちょうどこの部分に指が2本、もしくは3本かかります。
ハンドルがちょっと外向きについてて、わずかに内側にアールがかっている。
さらに外側は縦にスリットが入ってて親指の腹と触れた時に心地がいいです。これが木のハンドルだと扱いにも気を使うし(水気も大敵)、もちろんガラスなら割らないように細心の注意を払わなければいけないけど、プラスチックならラフに扱えるから不思議ですよね。木・ガラスが初対面の商談相手なら、プラスチックは30年来の取引先的な安心感。
この緩い感じの見ためながら、どこか深みのあるたたずまい。ロングセラーには理由があると思うので、しばらく使い倒してそれを探したいと思います。
最近のレシピ
第2次カリタウェーブドリッパーブームがわが家に到来しています。レシピはとても簡単。
お湯:1カップのところまで(仕上がり120ml)
※蒸らしは30秒
以上のシンプルメソッドに回帰しました。さすがにカリタ同士とあってうまくできてます。カリタ推奨のコーヒー10g使う場合は1カップが目印。20gなら仕上がりは2カップのところでOK。それ以上なら1サイズ大きいサーバーとドリッパーを使うだけ。ちなみに1カップ120mlとなってるみたい。
はかり(スケール)も使う必要がないので気兼ねなくドリップできますよ。いままで巷にあふれる抽出方法に振り回されて、結局どれが自分に合ってるの?と迷子になってらっしゃる方は一度原点回帰してみてはいかがでしょうか?コーヒー豆の計量も、なんならプラスチックの専用スプーン(ドリッパー買ったらたタダでついてくるやつ、しかも1個40円くらい!)を1杯10g目安で使えば良いんじゃないかな、と。
ただし、豆だけは淹れる直前に挽いてほしいです!グラインダーはこちらのまとめ記事でいろいろご紹介していますのでよければご覧ください▼
という感じでこれからも愛用していこうと思います。割れてもすぐ買い直せる手軽さもありがたいですね。しかも安い。
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