家庭用電動コーヒーミルの決定版!カリタ「ナイスカットG」をレビューしてみた
ついにカリタ・ナイスカットミルの後継機種「ナイスカットG」が登場!といっても発売からすでに数ヵ月経ってますが、ようやく触ることができましたので今回はそのレビュー。
赤いチェックを搭載したレトロ風に生まれ変わり、さらにより家庭でおいしいコーヒーを淹れる事ができるようバージョンアップしてる。
いろんな電動ミルが発売されており、どれを選ぶかで悩む方も多いかもしれませんが、もうこれ一択でいいんじゃないでしょうか?
コーヒーミルの必要性
そもそもコーヒーミルって必要なんでしょうか?
はっきり言って、無ければないで問題ありません。そんなの粉に挽いてあるコーヒーを買ってくれば済む話です。電動ミルを導入すると場所もとります。故障するかもしれませんし、色んなリスクがあります。
が、ワタシの場合はすでに生活の一部となっているコーヒー。
豆を選ぶところから始まって、香りをかぐ、豆を挽く、淹れる、飲んで味わう、の流れがすでにできあがっており、その一端を担うのがコーヒーミルとあって、できればお気に入りのものを使いたいと思います。
釣具も同じで、釣ろうと思えば安い道具で大物を釣ることも可能ですが(程度の問題はありますが!!)、それだけじゃ味気ないですよね?
せっかく自分の貴重な時間を使うのだから、モノにもこだわりたい。
もしワタシと同じ考えの方でしたら、ぜひコーヒーミルを導入するところから始めてみると良いと思います。
いつものコーヒータイムが劇的に変わりますよ!
手動か?電動か?
これもコーヒーミル選びでぶつかる大きな壁です。
結論から言います。
個人的には電動を買った方が良いと思います。
もちろん手動にもメリットはありますが、電動の方が圧倒的に楽チンです。
といいながらワタシはポーレックスの手挽きミルを愛用してますが、たまに電動が羨ましくなるときもあります。だって楽チンだから(2回目)。
普段はマニュアルフォーカスのカメラを使ってるけど、たまにオートフォーカスが恋しくなる、みたいな。
ナイスカットGを使った正直な感想
前置きがかなり長くなりましたが、実際に使ってみた感想です。
前モデルと比べてホッパーのサイズが小さくなりましたが、それ以外は上位機種「NEXT G」と遜色ないのではないかと思います。
微粉対策も施されてはいませんが、そこまで気になりません。
まぁ、1、2杯分のコーヒーを淹れるだけなら微粉もそこまで気にならないし、コーヒーを淹れるときにはどのみち少しは粉がこぼれますし。
むしろサイズ感、見た目、スペック、そして価格のバランスは非常に高い。
この先長く付き合っていくことを考えると、ちょっと頑張って初期投資すれば楽しいコーヒータイムが手に入る。
そう思えば安い買い物ですよね!
挽き目のサンプル
コーヒーミルを選ぶ上で大事なのが挽き目。
粒度のばらつきが若干気になりますが、家庭用ミルとしては許容範囲に収まっているんじゃないかなー、と。
少し見辛いですが、ダイヤル別に実際に挽いたサンプル画像を載せておきます。
少しは参考にしていただけるかもしれません。
ちなみに挽き目は8段階(+0.5刻み)で調節できます。
#1。
一番細かい挽き目。
ポーレックスのコーヒーミルで一番細かく挽いたものより少し粗い印象。
#2。
#3。
このへんまでは違いが分かりにくいですね。
#4。
ハンドドリップにちょうど良いくらい。
#5。
#6。
#7。
フレンチプレスやパーコレーター用として。
#8。
ネルドリップでたっぷり抽出するときに良さそうです。
少しわかりにくいですが、挽き目に関してはこんな感じです。
見た目
旧モデルとあまり変わらないように見えますが、細かな部分がブラッシュアップ。
ちなみに写真はアイボリー。白に近いのでラインナップの中では一番好きです。
カリタといえば赤いチェック。
賛否両論ありそうですが、このワンポイントは個人的に好み。
スイッチは背面に。
コーヒー受けはステンレス製。
粉が飛び散りにくいよう、粉の吹き出し口とほぼ同じ高さです。
ダイヤルはこんな感じ。
数字で挽き目を合わせることができます(ピンぼけだった、、。)。
粉が出てくるところ。
ホッパー容量はMAX50gに変更。
淹れる分だけ挽いてね、というカリタからのメッセージでしょうか。
もちろん分解も可能です。
指を入れてはいけません。
キッチンにおいても邪魔にならないサイズ感が良いですね。
ただし油や水ハネには要注意。
分解・メンテナンス
これもナイスカットミルやNEXT Gと同様に、分解・メンテナンスができます。
といっても非常に簡単なので、画像でご紹介。
できればこまめに掃除したいものです。
これにて作業完了!
簡単にできそうですよね??
まとめ:ナイスカットGはやはりおすすめだった!
わが家では今のところ奥様の許しがでないので(スペースの問題)本格導入というわけにはいきませんが、GOサインが出たら必ずこれを買うだろうなー。
これからコーヒーに凝ってみよう!という方は、とりあえずちゃんとしたミルを買うことをおすすめします。
やはり淹れる直前に挽くのとそうでないのとでは、味に雲泥の差が出ます。むしろ店で飲むよりおいしいんじゃないか?という錯覚すら覚えるかも。
自分でおいしいコーヒーを淹れることができるようになれば、ますますコーヒー好きになることでしょう。
楽しいコーヒー沼へようこそ。
NEXT Gもだいぶ価格がこなれてきたので、どっちを選ぶかますます悩みますねー。
よければこちらの記事も参考に「ネクストG・ナイスカットG」の比較をしてみてください!
※関連記事:カリタ NEXT G(ネクストジー)を徹底レビュー!おすすめ家庭用電動コーヒーミルはこれで決まり!(口コミ)
そして「みるっこ」の存在がさらにみんなを悩ませる。
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