これは良い!OXO(オクソー)のオートドリップコーヒーメーカーは初心者向け
どうしても試したくて買ってしまいました。OXO(オクソー)のオートドリップコーヒーメーカー!
この商品の売りは、「お湯を注ぐだけで、まるでハンドドリップで淹れたようなおいしいコーヒーを、だれでも作れる」ところ。
この手の器具はいろいろ試してきたんですけど、さんざん期待はずれに終わってきたんですけど、、、また出ましたね!次こそはアタリかもしれない!ということは試さずにはいられないですよね!さっそくアマゾンでポチリ。
OXO(オクソー)のオートドリップコーヒーメーカーがやってきた
はじめにざっくり使い方を。
2:上に透明のメモリ付きタンクをセットする
3:お湯を入れるといい感じで注いでくれて、ばっちりおいしいコーヒーができる
という簡単な仕組みです。
これでちゃんと抽出できたらすごく良いですよね。そんな虫のいい話があるのでしょうか?
※使い方の動画も作りましたので、良ければご覧ください(画像をクリック)▼
まずは外観から。
プラスチック製の台形型ドリッパーの上にお湯を入れるタンク、そしてそのフタのセットになっています。
分解するとこんな感じです、3点セット。
カリタのドリッパーにそっくりですね。
並べてみるとよくわかります。
ちなみにカリタでいうところの102サイズです。
こちらがお湯を入れるタンク部分。
メモリ付きで見やすいです!
こちらはml表記。
反対側はoz表記。
フタをするとこんな感じ。
さっそく抽出してみます
それでは実際に淹れてみます。
はじめにフィルターをセット、カリタの102サイズがちょうど良いです。
次はサーバーにコーヒーメーカーをセッティング。
見た目はひとまず置いといて、目盛り付きが便利です。
そしてフィルターに挽きたてコーヒーを投入!
これでひとまず準備は完了。
ここからがポイント
ドリッパーにタンクをセット、フタを外してお湯を投入します。
真上から見るとこんな感じ。
中央あたりに空いてる8つの穴が良い働きをしてくれます。
穴の大きさが一個ずつ微妙に違うことで、絶妙な落ち具合を再現しているっぽい。
それでは!お湯を投入!
注ぐ量はあらかじめ決めておき、一気に注ぎます。
ちなみに今回は「コーヒー10g、仕上がり130cc」のレシピで1人分を抽出しました。
仕上がり量はサーバーのメモリを目安にするので、少し多めの180ccを注ぐことに。
注ぎ終わったらフタをします。
これ湯温の低下を防いでくれます。
あとは抽出完了までしばし待つだけ。
ちょうど130ccに達したので、ドリッパーをサーバーから外します。
ちなみにフタは受け皿として使えるので、コーヒーをこぼさず処理できますよ。
こちらが抽出後の様子。
中央あたりにお湯が注がれているのがわかりますね。
で、あとはお気に入りのカップに注いで、
おいしいコーヒーを召し上がれ!
今回は規定量に達したらサーバーを外すスタイルで淹れましたが、忙しい時はチェックしとくのが大変ですよね。
そんな場合はあらかじめお湯とコーヒーの量を決めておき、注ぎ終わるまで待つ。という方法でも良いと思います。これなら朝の忙しい時にでも気がついたらコーヒーができてた!ってなるので楽で良いですね。
1杯出しの場合、コップの上に直接セットすることもできます。これだとサーバーがいらないので洗い物が減ります。
ただし、分量を間違えるとコップから溢れてしまうので、お使いのコップにあったレシピを開発してください!
ドリッパーをチェック
実は1つ穴式なんです、メリタと同じですね。これによって湯だまりができるので、1杯出しでもじゅうぶんコーヒーの味を抽出できるのです(とワタシは思っている)。
裏側もチェック。
メリタと比べると、若干穴が小さいです。ということはコーヒーの抽出がよりゆっくりになる、ということですね。
リブはメリタの方がしっかりしてます。
お次はカリタ(HASAMIシリーズ)と比較。
リブがぜんぜん違いますね。
本家にはかないません(カリタは3つ穴です)。
ちなみにドリッパーだけ変えて同じように使えないかを試したみました。
まずはカリタ102サイズ。
いい感じ!と思いきや微妙に隙間が。でも気をつければ使えないこともなさそう。試される方は火傷に注意してくださいね。
こちらはマウントフジドリッパー。使えないこともないけども、、、微妙ですね!
さらに!ステンレスドリッパーにもセットしてみましたが、もはや悪ふざけ。でも使えないこともないのが侮れないところ。
いやいや、さすがにここまでして、、、使わなくていいかも。
普通に使うのが1番かもしれません。
メリット
・忙しい時でも最低限の手数でおいしいコーヒーを淹れることができる
・クレバーコーヒードリッパーと違って透過式なので、攪拌する手間が省ける
・1杯出しが美味しくできる
・メンテナンスが楽
デメリット
・コーヒーを30g使うと、お湯のタンクに泡がつく
・プラスチックであること
・コーヒーかすを捨てるとき、フィルターが張り付いてなかなか落ちてこない
・蒸らしができない(できないことはないけど、やるなら手動で行わないといけない)
まとめ
使ってみた感じ、こんな方におすすめかなーと思います。
・ハンドドリップは苦手(めんどくさい!)
・できるだけ楽しておいしいコーヒーが飲みたい
・コーヒーミルを持っているが、ドリッパー、ケトルなどを持っていない
・基本的に1杯出し(多くても2杯)
・数は必要ないけど、おいしいコーヒーを1杯出しで提供する必要がある(高級料亭やレストラン・バーなど)
という感じでいかがでしょうか?
最初はちょっと色眼鏡で見てましたが、意外と使えるなーということで、最近出番が多いです。ハンドドリップ反対派(めんどくさいから)の奥様も「これは楽でいいね!」と太鼓判をおしてくれました。ハンドドリップを車のMT車に例えるなら、これはAT車といったところ?
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