IFNi ROASTING & CO./麻のコーヒーフィルターは味がまろやかになる[使い方・手入れ方法]
ステンレス製のコーヒーフィルターはおいしいコーヒーを淹れることができるんですけど、唯一の欠点は微粉が発生すること。
これがなかなか解決できないままになっているんですけど、もしかしたらこのリネン(麻)フィルターを使えばその欠点を補えるような気がしてきました!
IFNi ROASTING & CO.のリネンフィルター
これがワタシの使っているリネンフィルターです。
静岡の有名なコーヒー屋さん「IFNi ROASTING & CO.」のもの。
買おうと思っても売り切れのことが多く、ようやく手にした記憶があります。
以下、ネットショップより引用
なんだかいいことだらけな感じがしますが、まさにそのとおりだなーと思います!
実は購入して約1年、何度も繰り返し使ってきました。
なにせ初めて使うものだったので、使用感、味、それに耐久性をじっくり観察してみたかったんです。
で、そろそろ一通り色々試すことができたので、その感想を。
使い方は簡単
使い方は、通常のペーパーフィルターと同じ感覚でいいと思います。
円錐形なので、ハリオのV60がちょうどいいと思います。ワタシはこの組み合わせで使っています。
サイズは「02」がちょうどいいんですけど、ワタシは「01」サイズで使っています。
フィルターをセットします。
ちょっとカッコ悪いですが、折ってセッティング完了。
ワタシはあらかじめリネンフィルターにお湯通ししておきます。
コーヒーをセット。
あとも変わらず通常通り抽出するだけでOKです!
最後まで落としきるのが美味しい気がします。
完成!おいしそう!
リネンフィルターの良いところ
なによりその味!
ステンレスフィルターで淹れたような、コーヒーの油分もしっかり抽出されておいしい!それに微粉もほとんど発生しないので、これはステンレスフィルター代わりに使っても問題ないような気がします!
こんな感じで油が浮かんでいます。
ペーパーフィルターだとこうはいかないですよね。
またペーパーと比べると、お湯の通りが早いような気がします。
ペーパーが「サーっ」なら、リネンは「サササーッ」っていう感じ。
前にも書いたんですけど、油分はペーパーよりも通します。
なのですっきり味が好みの人にはあまり向かないかもしれません。
反対に、フレンチプレスとかで淹れた重量感ある味が好きな人にはお勧めです。
それでもプレスより若干軽めな仕上がりになると思うんですけど、そのへんがリネンの特徴だなとも思います。
「いやいや、そんな感想じゃ良く分からないだろ!」
と言われるかもしれませんが、そんな方はぜひ一度試してみてください!
お手入れ方法
お手入れも簡単!水で洗って干すだけでいいんです。ピシッと形を整えればOK。
ネルドリップ用のフィルターだと水に浸けておいて毎日その水を交換、たまに煮沸させて合計60回くらいは抽出できる、っていう流れなんですけど、リネンはそれをしなくていいので楽でいいです!
それに目詰まりもあまりしない印象。
そしていきなり前言撤回なんですけど、抽出後の豆カスを捨てるのがちょっと面倒でもあります。
ペーパーだとフィルターごとゴミ箱に捨てることができるんですけど、リネンは中の豆だけ出さなければなりません。
最後は水道でフィルターごと豆カスを洗い流すんですけど、そのときシンク内にカスがこぼれてしまうんですよね、、。
そこだけ気になってしまいます。
仕方がないのでフィルターを洗い終わったら、両手で水をすくって残りの豆カスを洗い流さなければなりません。
これがなにげに地道な作業なのでマイナス1点。
まとめ
ステンレスフィルターの微粉に悩んでいる方がいたら、リネンフィルターを試してみるというのもありかなー思います!
ただ、入手困難なのでみつけたら即購入をおすすめします(※追記:Amazonで買えるようになってた!)。
すこし値は張りますが(1枚600円くらいする)十分もとは取れると思います。
※追記(2019年9月):IFNi ROASTING & CO.監修のドリッパーと合わせて使うのもおすすめです▼
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