ステンレスフィルターでコーヒーを淹れた時の微粉を減らしたい!
コーヒーの抽出器具には色々な種類があって、そのうちの一つにステンレス製のフィルターがあります。
ステンレスのいいところは、コーヒー豆に含まれる油分など本来の豆の味をダイレクトに味わえる!という点ですね。
代表的なものだと「フレンチプレス」、「KONE(コーン)ステンレスフィルター」というものもあります。
ワタシもよく使っているんですが、ハリオの「V60円錐型ドリッパー」にぴったり収まる形をイメージしてもらえばいいでしょうか。
金属フィルターってペーパーフィルターで淹れるのとは違って、コーヒーの中にどうしても微粉と呼ばれる細かい粉が入ってしまいます。
「この微粉、なんとかならない?」と聞かれることがありますので、今回は実験をしてみました。
ステンレスフィルターで微粉を減らす実験!
むしろワタシ的には微粉ありの方がよりコーヒーらしくて、美味しそうに見えてきます。
というくらいなのでワタシは全く気にならないんですが、この微粉が気になる方もけっこう多いようです。
そこでなんとか微粉を減らせないか実験をしてみました!
今回は同じ豆を2つ用意して、同じ条件で抽出してみましたよ。
ただ一つだけ違いをつけたのは、
・片方だけストレーナーで粉を漉して使用した
という点。
これで微粉が少しは減るだろうとのもくろみですが、結果はどうでしょう?
▲こんな感じで細かい微粉を取り除きます。
▲残った粉は、こんな感じ。
微粉が減った分、1.6グラム減りましたね。
まずは微粉を取り除いた方で抽出してみます。
ちなみにKONEフィルターの一人前抽出レシピは、、
・コーヒー豆 15g
・お湯 200g
→お湯を10gほど注ぎ、蒸らします。
→30秒たったら中心付近にゆっくりと、細く、中心付近にお湯を注いでいきます。
(お湯を注いだことで、コーヒーの粉が踊らないよう、ゆーっくり注ぎます)
→200g分のお湯を、2分以内で注ぎ終えるよう、スピード調整をしてください。
(ワタシの場合、ステンレスフィルター使用時はコーヒーが落ちきるまで待ちます)
(ちょっと時間がオーバー)
そしてこちらは何も手を加えてないコーヒー。
抽出完了、微粉の量を比較
抽出後の見た目はあまり違いがわかりません。
肝心なのは、飲み終える直前に分かる微粉の量ですね。
頑張って飲んでみます!
水色ストライプのコップの方が微粉を取り除いたコーヒー。
なんだか、まさかの逆の結果になってる気がします!
こちらの方が微粉が多く残ってるような?
味自体は、取り除いたモノの方がクリアな感じだったのですが、、
まとめ
案外、コーヒーの味に微粉は関係ないのではないか?
という仮説も出てきましたので、これはまたの機会に検証してみないといけないですね。
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