手入れも簡単!ネルドリップでおいしいコーヒーを淹れる[使い方・メンテ]
「ネルドリップってなんだか難しそう」
ワタシもそう思ってたんですが、やってみないと分からない!ということで、実はこの半年間あれこれ試してました。 で、意外と手間はかからないなーと思ったので、ここにその手順を記しておこうと思います。
興味はあるけどめんどくさそう!と思ってる方も1度試してみてはいかがでしょうか?
ネルドリップのフィルターはこんな感じ
今回使ったのはコレ。「マルタ」というメーカーのものです。価格はそんなに高くなく、繰り返し使えるのでリーズナブルですね。
パッケージによると水洗いで60回繰り返し使えるとのこと。思ったよりたくさん使えるみたい。
こちらが全体図。サイズはカリタでいうところの「102」。
ネルの原材料は綿。つまりネルシャツと同じですね。
ロックミシンのかかり具合がいい感じ。
縫い目もキレイです。
ネルフィルターを使ってみる
それではさっそく使ってみます!
まずは1,2分ほど煮沸させるみたい(おろしたての場合)。これで布臭さとが取れるらしいです。
で、それを乾いたフキンで丁寧に水分をとります。
この質感、伝わりますでしょうか??これでフィルターの準備はOK。
ドリッパーはカリタの102。波佐見焼きシリーズは相変わらずかっこいいです!
ジャストサイズ。
あとは普段通り、抽出していきます。
このドリッパーはリブの高さがあるのでいい具合に抽出できるような気がします。
抽出後のお手入れ
抽出後は粉を捨て、コーヒーの汚れを落とすように水洗いをします。カスを捨てるのがちょっと面倒ですが、慣れれば気にならない気がします。
その後、水につけて冷蔵庫に保管しておきます。ワタシが使っているのはどこにでもある、普通のタッパーです。
これに洗ったフィルターを入れ、全体が浸るよう水を入れます。
このくらいが適量でしょうか
しっかりフタをして、
次に使うまで冷蔵庫で保管します。
毎回、抽出後にこの作業が発生します。これが最大のハードルになっているのではないでしょうか?「洗って乾かして、また使う」というサイクルだったらまだ楽なんですけどね。
でも何度も言いますが、慣れれば楽勝です。この手間さえ我慢すれば、ネル独特のまろやかなコーヒーが楽しめる。そう考えれば安いものです。
半年後
そして半年後の姿がこれ!
使った頻度は週に1回、トータルで約30回くらいでしょうか。
少々こなれた感が出てますが、変なニオイや目詰まりもなく美味しいコーヒーを淹れることができています。
いちおう水洗いだけで良いみたいなんですけど、5回に1回くらいは煮沸してます。
これで目詰まりを遅らせる作戦ですが、はたして効果があるのか?
使わないときは2日に1回水を入れ替えます。交換時も特に匂いが気になることはないです。
しばらく使わない時は「良く絞った状態でジップロックに入れて冷凍する」という技も使えるみたい。
ネルドリップの効果
最近感じたことがあります。それはペーパーを使うよりも明らかにまろやかになるということ。
特に焙煎に失敗して、ただ苦いだけのコーヒーもネルで淹れると意外とおいしく変身。これはこれでアリかなー、っていうレベルまで持ち直します。
あとはやっぱり気分でしょうか。喫茶店のマスターになったような気がするので、仕上がったコーヒーもなんだか美味しそうに感じます。
まとめ
という感じで、この半年試してみて言えることは、
「ネルドリップはやっぱりおいしい」
これに尽きます。
ワタシが使った台形のモノもいいけど、ハリオもかっこいい。見た目にこだわるならハリオもありですね!
この記事を読んでくださっている方の中にも、実はネルが気になっているという人もいるかもしれません。これを機に1回挑戦してみてはいかがでしょうか??新しい世界が開けますよ。
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