至高のコーヒーギア / TIMEMORE コーヒーグラインダー NANOの性能評価

気になっていた手挽きコーヒーグラインダー「TIMEMORE コーヒーグラインダー NANO」を新たに導入しました。

金属製でブラックのボディに、天然木製のハンドルノブ。

完全に見た目にノックアウトされた感じですが、実際に使ってみたら更にその良さに取り憑かれてしまいまして。

手挽きはめんどくさいとよく言われるけど、でもこれを一度手にしたら、手挽きも電動も関係なく、

「これが使いたい、これじゃなきゃダメだ」

そんな気持ちにさせてくれる気がします。

※目次で気になる項目をタップすれば、必要な箇所だけチェックできます([表示]をタップすると目次が現れます)

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TIMEMORE  NANOを開封→ファーストタッチ

タイムモアコーヒーミルnanoの箱

漆黒の箱が届きました。

タイムモアの箱を開けた様子

説明書やブラシ一式が入っており、

スポンジで保護されているタイムモアNano

その下に本体が格納されています。

まるでオーダーメイドのような、スポンジの切込みがたまりません。

それでは本体を取り出します。

各パーツも美しい

手のひらに収まるサイズ感

サイズは使用時でW152×D45×H125mm、折畳み時でW90×D45×H125mm。

重量は約360gと、少し重たいですが逆に安定感があって個人的には良いです。

ペットボトルの温かいお茶と同じくらい?と考えれば軽いものです。

ハンドルを折りたたんだ様子

ボディは強度が高いアルミニウム合金6063(強度、耐食性が良好らしい)。

ブラックな感じがたまりませんね。

ハンドルを伸ばした様子

ハンドルを伸ばした状態。

本体の重量のおかげか、バランスを崩す気配がありません。

真上から見た様子

真上から。

ハンドル持ち手のみ天然木製(バーはステンレス製)。

ウォルナット製のハンドルノブ

天然木とありますが、素材は不明。

内部に「chestnut」の表記が見えましたが素材とカラー、どちらを表してるかは分かりません。

それでも持った感じがスッとなじんで、文句なし。

フタ兼ハンドルの固定部分

フタとハンドルは一体型。

回している最中にハンドルが外れることは、まずないと思います。

ハンドルを外した様子

フタを外してみました。

外すときは簡単、真上に引っ張るだけです。

タイムモアNanoの表面

表面も美しい。

「ダイヤモンド・パターン加工」

これによってグリップ力も高まり、非常に少ない力で軽々と挽くことが可能となります。

もちろん手触りも最高です。

ハンドルの支柱

フタを外して真上から。

ミルの上刃

グラインダーの要である刃が奥の方に見えます。

いかにも良く切れそうですね。

継ぎ目が分からない

本体の下の方をくるくる回すと、

粉受け部分を取り外した様子

本体とコンテナ(挽いたコーヒーがたまるパーツ)を取り外しできます。

金属同士が擦れる、あの感じがたまりません(苦手な方もいるかも?)。

挽き目調整ダイヤル

本体内側には挽き目の調節ダイヤルが。

金属製で高級感があります。

目盛もはっきりしてるので、合わせやすい。

裏にはブランドロゴ

コンテナ裏にはブランドロゴ。

砂時計のような、そんな感じ。

タイムモアの付属品

付属品。

持ち運びや収納の際に便利な袋、掃除用のブラシ、そして取説・保証書が付いてきます。

ハンドルの収納方法

ハンドルのたたみ方

このミルを選んだ理由の一つがハンドルのギミックにあります。

特に男性は惹かれるんじゃないかな?

やり方はいたって簡単。

レバーを引っ張る

このへんを引っ張って、

ハンドルを折りたたんだ様子

下に曲げればOK。

簡単に折りたためる

カチッ、カチッとほぼワンタッチ。

ハンドルが分離しないので、なくす心配もありません。

戻すときはハンドルを水平にするだけ。

本当は動画でお見せできるのが一番いいんですけど、それはもう少し待ってください(現在仕込み中)。

実際に挽いてみる

挽き具合を調節するレバー

あとで詳しくご紹介しますが、内部の調節ネジをクリックさせて挽き目を調節します。

今回はミルのポテンシャルを確認するため、一番細かいであろうエスプレッソ挽きでテスト。初挽きです。

写真だといまいちわかりづらいですが、かなり細かく挽けています。パウダー状でふわっふわ。

極細挽き

しかも挽くときの感触は、ポーレックスよりも断然軽く感じます。

そこは金属とセラミックの刃の違いもあると思いますが、比べ物にならないなーという感想。

ついでにベアリングも搭載されているので、ハンドルの回転もかなり滑らかです。

粉がついた調節ネジ

ネジ側にちょっと粉が残るので、ブラシを使うかトントンすれば大丈夫かと。

大満足です。

挽き目の調整方法

それではもうちょっと詳しく。

調整方法はいたって簡単。

本体内部にある調節ネジを回転させるだけ。ポーレックス系の手挽きミルと同じですね。

あとは何クリックさせたか?で挽き目を設定していきます。時計回りでより細かく、逆に回せばより粗くできます。

それでは実際に挽いた粉を画像でどうぞ。少し分かりにくいですが、少しでも参考になればと思います。

※クリック「☆」の☆部分が一番締めた状態から何クリックさせたかを表しています

※挽き目の呼称は色んな見方、考え方がありますのであくまで目安としてお考え下さい

クリック6(極細挽き)

極細挽き

十分エスプレッソ用として使えるレベルではないでしょうか?

ただし、これ以上細かくするのは厳しいです。

クリック10(中細挽き)

中細挽き

だいぶ細かいですが、中細挽きくらい。

スーパーの挽いてあるコーヒーってこのくらいですよね?

クリック26(中挽き)

中挽き

ハンドドリップで使えそうな、一般的な挽き目。

これも画像だと分かりにくいですが、粒度はだいぶ均等です。

クリック36(粗挽き)

粗挽き

粗挽き。

フレンチプレやネルドリップで。

これだけ粗く挽いて、粒度のばらつきが少ないのは本当にすごいです。

ざっくりですが、極細~粗挽きまでやってみました。

これだけ調節範囲が広ければ、お気に入りの挽き目は必ず見つかるのではないでしょうか?

メンテナンス方法

せっかく手に入れたコーヒーグラインダー。できるだけ長持ちさせたいですよね?

そのためにはメンテナンスが欠かせないわけなんですけど、面倒くさいと思う方も多いかもしれません。

でも実際にやってみると非常に簡単で、慣れれば2,3分で完了しますよ。

しかもこのグラインダーには「がっつり分解」「ささっと分解」の2種類の方法がありますので、それぞれご紹介しますね。

完全に分解する

本体からコンテナを外した

まずは完全に分解する方法。

はじめにコンテナ(挽いたコーヒーがたまる所)を外します。

それから調節ネジを反時計回りで緩めて、完全に取り外します。

すると内刃やバネも出てきますので、それぞれなくさないよう保管します。

ミルを分解した

あとは付属のブラシで細かい粉を取り除く。

最後にパーツを取り付けネジを締めたら完成です。

ブラシで刃を清掃する

じっくり時間をかけてNANOに向き合いたい、そんな時には完全分解してメンテナンスしてあげたいですね。

毎日できる簡単編

次は簡単バージョンです。

まず、コンテナとハンドル付きのフタを本体から取り外します。

するとフタ側の軸部分に輪っか状のネジ(シルバー)が付いてるのでそれを時計回りに緩め、外します。

するとあら不思議、刃一式がまるごと外れるではありませんか!

刃がまるごと外れる

これなら掃除も簡単だし挽き目もズレないという、かなり嬉しい仕様になっています。

こちらは時間がないとき向きですね。

ちなみに外刃は本体に固定されているので外れません。

※ワンポイントアドバイス:調節ネジを回すときは、ハンドル付フタを本体にはめたまま、それを押さえながら行うと良いです。ハンドルが付いてないと軸が回転してネジが一向に動きません(これもそのうち動画でご紹介できるようがんばります)

NANOとNANOsの違い

国内で販売されているタイムモアのミルは2種類。

「NANO」と「NANOs」です。

その違いをサクッとご紹介しますね。

刃の素材・形状

一番大きな違いはここですね。

上位グレードのNANOsは、刃の素材がカーボンスチール+チタンコーティング。

より少ない力と短時間で極細挽きする事が可能です。

それに伴ってか?刃の形状も少し違っています。

もちろんNANOの方も十分使い勝手がよく、性能もNANOsに負けてません。

抽出方法による違い

NANOsはより丈夫なチタンコーティングを施しているので、エスプレッソ挽き主体で使う方にはこちらがオススメ。

逆にNANOは、ハンドドリップ主体で使う方にピッタリです。

先ほども書きましたが、ワタシが使っているNANOでもじゅうぶん極細挽き性能が優れているので、お好みで選べばいいんじゃないかなーと思います。

TIMEMORE コーヒーグラインダー NANOを購入した経緯

今まではポーレックスのセラミックコーヒーミル(ミニ)を使っていたのですが、やはり電動ミルの誘惑も絶えずあり、、。

ですが、今のわが家のスタイルに合う電動ミルがいまいち見つからないんです。

いや、少し語弊があるのでアレですけど、つまりはどれも一長一短であるということ。

もちろん完璧な商品なんてこの世に存在するはずはないので、その短所ともうまく付き合っていく必要がある、それは分かっているのです。

が、やはりどうせ電動ミルを買うならワタシの中で完璧に近いものを導入したい思いが強いので、それならいっそ手挽きミルの良いのを買って、わが家に電動ミルの入る余地をなくしてしまえば良いんじゃないか?

そう考えるに至ったわけです。

で、まずはじめに思い浮かんだのが「コマンダンテ コーヒーグラインダー」という、ドイツ製のグラインダー。

※気になる方はこちらで画像を確認できます→コマンダンテ コーヒーグラインダー

各所で絶賛されてて、雑誌でもちょくちょく見かける手挽きミルの上位グレード的存在。

ワタシも気になっていたので、実際に触らせてくれるお店で豆を挽かせてもらったのですが、、。

まあ、期待通りというか、なんというか、コレっていう決め手に欠く感じで踏ん切りがつかず。それにちょっとボディが太いのもネックでした。

その後もいろいろ探していたのですが、偶然なにかの広告で見かけたタイムモアを見て、これだ!と直感的に思ったのです。

まだネットには情報が少なくその性能は未知数でしたが、自分が人柱になってみるかーくらいの精神で導入することに。

今に至ります。

結果は良かった。

実際の挽き具合(ハンドルを回した感じ)はポーレックスとはそこまで大差ないように思います。でもなんかパワーが違うというか、挽き終わるのが早い。そんな印象。特に細挽きになればなるほどその違いは際立ってきます。

刃もセラミックではなく金属製だからというのもあるでしょうが、車に例えると軽自動車の見た目でポルシェのエンジン(乗ったことないけど)を積んでるような、そんな感じ。

とにかく使い込むほどにその良さが実感できるというか、病みつきになるというか。

これなら電動ミルは必要ないんじゃないかというくらい、気に入って使っています。

ポーレックスとの使い分け

ポーレックスコーヒーミルとの大きさ比較

今まで愛用してきたポーレックスも機能的には十分満足しています。なので今後は使い分けしていくことになります。

重量があるNANOは自宅用、100gほど軽いポーレックスは釣りやアウトドアなど持ち出す時に使おうと思います。シルバーの見た目もかっこいいですしね。

ポーレックスはスペアパーツも送料無料で取寄せ可能なのも嬉しいですよね、NANOもそのうちスペア出るかな?

嬉しい誤算

嬉しい誤算がありました。

最近導入したWACACOのエスプレッソメーカー

実はコーヒーをホルダーに入れるのがちょっと面倒だったんです(小さいからこぼれる、、)。

ですがNANOのコンテナ径がWACACOのホルダーにピッタリだったんです。なので挽いたコーヒーをコンテナごとWACACOのホルダーにセット→逆さにすればセット完了。劇的に楽になりましたー。ありがたい。

WACACOの粉ホルダーをセットする

コーヒーをこぼさず入れることが可能

アイスカフェラテを簡単に作れる

これでラテを作るときにもキッチンを汚さないので、怒られる心配もなく安心です。

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まとめ:極上の手挽き体験をぜひ

手挽きはめんどくさい。

たしかにそういった意見もよーーく分かりますが、あえてアナログを導入するのも良いものですよ。

豆を挽いてハンドドリップするのは時間がかかります。

でもそれ自体が一種の「体験」だと思えば、その人にとってはまるでコース料理を味わうかのように、代えがたい時間を過ごすことができるはず。

休日くらい、ゆっくり、一息つきながら、コーヒーを淹れてみませんか?

その相棒に、このNANOはおすすめです。

※ワタシはハンディタイプのエスプレッソマシンと併せて使っています。自宅で手軽に本格カフェラテを作れるのでオススメ。

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