STANDART#14/もうすぐ日本上陸4周年

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コーヒー雑誌というと昔からコーヒー知識や各地のショップ勢力図や流行り具合など、まだまだ無知な自分をアップデートさせるためのツールとして欠かせないものだったような気がします。もちろん今でも最新号が出るとじっくり隅々まで読みますし「こんなお店ができたんだ、行ってみたいな」と思うし、まだまだミーハーな気持ちは衰えていないようです。

ですが、商業出版という意味合いでは広告も多いしやはり大衆向けに作られているものが多くなっているのも事実。「あれ?この写真どこかで見たような気がする」「ん?この特集、読んだことあるぞ!」という経験をしたこと、皆様も1度や2度ではないはずです。もちろんワタシもブログをやっている身として、過去記事を再利用することもありますし、まだその記事を読んだことがない人が多く存在することも理解していて、発信者というのは繰り返し同じことを伝え続けていかなければいけない、それもまた事実。だから「再編集版」を否定するつもりもありませんし、むしろ内容が凝縮されている分、読みやすくなっているという効果もあるような気がします。そして裾野が広がりやすいという面でもその役割は決して小さくないのでは?

ただ、やはり昔から読んでる読者としては「あ、あぁ、今回はこういう事ね、、」というちょっぴり残念な気持ちになるのも事実としてあったりします。コンビニで上半分だけ見えてる馴染みの本を、右手でつかんで引っ張り上げてみると「特別編集」の文字が右下に見えたりして。あるあるですよね。

で、こちらのSTANDARTというコーヒー季刊誌。もうすぐ日本上陸4周年、早いなあ。

STANDART#14

表紙がすでに違いますよね(これはもはや刷り込み!)。広告臭はまるで感じないし、一般的な雑誌の大きさと微妙に違う違和感。思わず手に取ってみたくなる表紙の短いキーワード。どれをとっても既存のコーヒー雑誌とは一線を画す佇まい。所有しているだけで満足できる。そんな本、ことコーヒー関連書籍に限ってはなかなか存在しないのではないでしょうか?

内容は実際に手に取り読んでいただくとして、今号で個人的ヒットは「ワタシの特等席」。いつものカフェのお気に入りの席が紹介されているフォトエッセイなのですが、こんな写真と文章でワタシも表現できるようになりたい、そう思わせてくれるコンテンツです。

ちなみに今回は東京の「パドラーズコーヒー」も登場してて、見た瞬間それと分かりました。あの屋外の空間は2015年に初めて訪れた時と比べてより深みを増しているような気がします。ちなみにコレが2015年5月。初めて訪れた時の様子です。板がぴっかぴか。▼

そしてこれが現在▼

落ち着いたらまた外でホットドッグが食べたいです。東京行きたい。

それから毎号ついてくるサンプルコーヒーも楽しみの一つ。

今回はVerve Coffee Roastersのもの。去年7月、北鎌倉にロースタリー&カフェをオープンした同ブランドの人気ブレンドコーヒー。鎌倉も行きたいなぁ(たぶん10年以上前からつぶやいている、、)。紅茶党のうちの奥様好みでとてもマイルド、飲みやすい!ちなみにこのコーヒーは定期購読者のみの特典なのでご注意を。

ついでに言うと今号の、というかすべてに言える事なのですが掲載されている写真のテイストはかなり好みだと気づきました。ワタシが写真に今まで以上に正面から向き合うようになったからかもしれませんが。コーヒー以外でもアンテナを刺激される良書だと思います。

本の詳細やお得な定期購読については公式ページをご覧ください→STANDART

STANDART vol.14standing for the art of coffeeスペシャルティコーヒー文化を伝えるインディペンデントマガジンスタンダート 第14号 日本版 ネコポス(メール便)でお届け

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