メリタのコーヒーミル「VARIO-E」をレビュー / 実際に使って分かった事実

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メリタのコーヒーミルVARIO-Eを実際に触らせていただける機会がありましたので、ここぞとばかりに使い倒してきました。

電動ミルにしては、縦型というのもあってスリムな形状。

キッチンやダイニングでも、場所をあまりとらないのが非常に魅力的です。

挽き目も40段階調整が可能で、エスプレッソ挽きにも対応してるのには驚かされます。

個人的な印象としては、カリタのネクストGやナイスカットGと並んで家庭でも使いやすい、

それでいて見た目・コスパに優れた機種ではないかと思います。

それでは以下、そのレビューをお届けします。

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VARIO-E / 基本的な使い方

メリタVARIOレビュー

使い方は非常に簡単です。

というか、使いにくい電動ミルなんてあるのか?

挽き目の調整

まずは挽き目を調整します。

ホッパー(コーヒー豆を入れるところ)をそのままグリグリ回せばOK。

操作性は抜群ですね。

そのうえ40段階の設定が可能ときた。

挽き目調整ダイヤル

コーヒー豆の投入

豆の投入も簡単。

ホッパーの蓋を開ける

ホッパーの蓋を開けて、投入するだけです。

ちなみにホッパーの容量は220gです。

めんどくさがり屋の方でしたら、買った豆をすべて入れておくことも可能です。

だいたい200g単位で買う思うので、十分な容量といえますね。

粉の受皿

挽いた豆は下部の受皿に落ちてきます。

受皿には142gの粉が入りますよ。

コーヒーの粉受け

この部分(中央あたり)から粉が落ちてくるようです▼

コーヒーの吹き出し口

今回、自前のカクテルシェイカーのボディを設置してみました。

(娘の手が伸びてくる、、)

カクテルシェイカーをセット

これがジャストサイズ。

個人的には純正のプラスチック製よりも見た目が3割増しになった気がします。

もちろん、粉もあまり周囲に散らばることはありませんでした。

スイッチ

電源は側面のレバーを回転させて入れることができます。

VARIOのスイッチ

どちらか一方方向に回せばいいので、お好きな方でどうぞ。

驚くほどコンパクト

VARIOのサイズ感を2Lペットボトルと比較

2Lのペットボトルと横幅はほぼ同じ。

これならキッチンのあのスキマにピッタリ収まるかもしれませんね。

そんな場所はご自宅に有ありませんか?

わが家にはありました。

挽き目

気になるのが挽き目ですよね。

むしろここを無視してはいけません。

実際に使ってみたところ、大まかに分けて4種類の挽き目に調整できそう。

極細・中細・普通・中荒といったところでしょうか?

それでは粉にしたところを見てみましょう。

極細挽き

まずこちらが極細。

一番細かい挽き目

といっても目盛は5くらいに合わせています。

細かく設定しすぎても、マシンへの負荷が心配でちょっと粗めに。

それでもじゅうぶんエスプレッソ用として使えそうです。

中細挽き

2番目に細かい挽き目

設定は15。

もう少し粗目になるかなと思いましたが、まだまだ細かいですね。

普通挽き

3番目に細かい挽き目

設定が20。

ハンドドリップで使えそうな荒さまできました。

それでもまだ細かいかな?という印象。

中荒挽き

一番荒い挽き目

こちらが35に設定。

フレンチプレスでも使えそうなくらい、粗めになりました。

ネルドリップにもちょうど良さそうです。

これ以上、大きな数字に設定しても挽き目にあまり変化はなし。

家庭用としては十分な機能を備えていると思います。

メンテナンス

メンテナンスも大事ですよね。

できるだけ長持ちさせるには釣り具もコーヒー器具も同じです。

愛情込めて手入れをしてあげましょう。

ここではコーヒーミルの要、刃の清掃を行いたいと思います。

思ったより簡単でしたので、ご安心ください。

まずはホッパーを外します▼

ホッパーを外した状態

黒いゴムのパーツを外し▼

ゴムを外した状態

上の刃(白くて丸いプラスチック部分)も外します▼

上の刃を外した状態

外した刃がこちら▼

外した刃

固めのブラシでササっとこすればきれいになります。

下の刃は外す勇気がありませんでした。

素人はあまり手を出さない方が良いかも?

掃除が終わったら今度はパーツを1つずつ戻していくだけ。

5分もかからず終わるはずです。

VARIOシリーズについて

メリタによると、

「高い機能性と使い勝手の良さを両立し、世界中のコーヒー愛好家に愛用されている」

それがVARIOシリーズという事です。

他の有名メーカーのコーヒーミルとは一味違った見た目も、メリタを想起させる一因になってると思うのは、ワタシだけではないはず。

ここではVARIOシリーズについてサクッとご紹介していきます。

ラインナップと特徴

ラインナップは3種類。

VARIO

最上位機種のVARIO。

最上位機種らしく、機能が半端ではありません。

挽き目は230段階も調整可能、エスプレッソ用のポルター受けを標準装備。

そして他機種との一番の違いが刃の構造。

フラットディスク式の刃なのです。

エスプレッソ用の本格的なミルと同じ構造で、均一かつシャープな粒度分布を再現してくれます。

メリタ派の人ならいつかは手に入れたいミルじゃないでしょうか?

VARIO-V

真ん中のVARIO-V。

VARIO-Eよりも若干性能が勝っている印象。

挽く時間も短縮、粒度もその幅が広くなっています。

あ、あと重量が500gほど重たいです。

VARIO-E

そして今回レビューしたのがVARIO-E。

個人的には家庭用ならこれで十分かも。

ホッパーと受皿以外は黒で統一されている点もポイントが高いです。

実売価格も2万円を切っているので、導入しやすいんではないかなー、と。

毎日使う事を考えたら、すぐに元は取れてしまいますよ。

こんな人におすすめ

個人的におすすめのVARIO-Eは、こんな方にお勧めできそうです。

できるだけ省スペースを求める方

画像が出てきましたが、2Lのペットボトルが置ければじゅうぶん設置は可能です。

コンセントコードも長さがしっかりあるので安心です。

価格は抑えたい

2万円なんて、すぐ元は取れてしまいます。

5年使うと考えれば1日10円ちょっとの支払いでOKなんですよ。

中途半端なものを買って後悔するくらいなら、ちょっと背伸びをするくらいがちょうどいいかも。

ココが惜しい

もちろん、メリットばかりのモノなんてこの世には存在しません。

使っていくうえで気になる点もありましたのでご紹介。

電動ミルは音がうるさいのが定説ですが、VARIO-Eも例外ではありません。

ただ挽くときの「ガガガ」はいいのですが、豆が入っておらず空回りしているときの音が少し気になります。

少し甲高い音が混ざっているような、そんな感じ。

もしかしたら個体差があるかもしれないので何とも言えませんし、グリスが不足してるパーツがあるのかもしれません。

まあ、挽き終わったらすぐにスイッチオフにすれば良いだけの話なのですが、、、

ちょっとだけ気になりました。

もう少し刃が分解できると良い

そう、できれば下の刃も簡単に外せればいいのになと思いました。

どうしてもコーヒーの油分が蓄積されていくので、できればきれいにしておきたいのですが。

だれかやり方をご存知の方がいましたら教えてください。

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まとめ:家庭用としてVARIO-Eはじゅうぶん使える

あれこれ書きましたが、もう文句なしで家庭用ミルとして使えると思います。

サイズもコンパクトで挽き目調整も簡単。

コーヒーはできるだけ飲む直前に挽いた方が絶対においしいので、特に初心者の方にこそミルを導入してほしいです。

ほんの少しの投資でこんなに生活が豊かになるコーヒー。

その入り口はコーヒーミル選びといっても過言ではないと思います。

こんなコーヒーミルもあります

他にもコーヒーミルの紹介記事を書いていますので、よければ覗いていってください!

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