自宅で使える非電気式エスプレッソメーカー「Flair 58x」を導入しました!【レビュー】

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ずっと気になっていたFlair 58xを新たに導入してみたのですが、これがかなり良いんです!

本格的なエスプレッソが自宅で手軽に楽しめるだけでなく、そのビルドクオリティからくる安心・安定感、そしてインテリアとしても際立つ存在感が所有欲を満たしてくれます。

これまで散々コーヒーを楽しんできて、さらに一歩沼に踏み込んでみたい人はもちろん、その扱いやすさによる安心があるので初心者の方にこそ使ってもらえると良いんじゃないのかな〜なんて思います。

(今回のレビューは購入してから3ヶ月ほどほぼ毎日使った経験を元に書いています)

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Flair 58xは下位機種から飛躍的に進化している

Flair 58xの使い方 ブログ

スペックは公式サイトやブログ、YouTubeで紹介されてる方がたくさんいるので、ワタシは実際に買って使ってみた感想を軸に書いていこうと思います。

結論、これまでいくつか手動式エスプレッソメーカー(マシン?)を使ってきましたが、ダントツで使いやすいです!

本体重量が3.6kgあるため据え置きでどっしり構えて使える事も要因の1つですが、それ以上に連続抽出を容易にするブリューヘッドの改良が加えられた事が大きいかも。

Flair 58xのブリューヘッド

少し前まで使っていたFlair Pro2は抽出のたびにプランジャーを取り外して粉を捨て、またセットするという工程が必要でした。

一方、58xの場合は持ち手付ポルタフィルター(業務用エスプレッソマシンと同じやつ)が付いてるので、業務用セミオートマシン同様のオペレーションが可能なんです!もうこれだけで導入、もしくは買い替えの価値アリ!!

Flair 58xのポルタフィルター

ちなみにワタシが購入したモデル、実はマイナーチェンジされてるみたいでマイチェン前は圧力計の部分を毎回外してお湯を入れないと行けなかったけど最新版はそれもしなくてOK!買うの悩んでて良かった〜。

ブリューヘッドを都度温める必要がありますが、自宅用なら予熱しなくてもまぁなんとかなりますよね??なので気にせず2杯、3杯と連続抽出できますよ!予熱を電気でできるFlair 58というモデルもありますので「どうしても予熱も完璧にしたい!」という方はそちらを検討してみてはいかがでしょうか?

後片付けも簡単で、ポルタフィルターからコーヒーかすを取り出し水でサクッと洗うだけ!ついでにメッシュフィルターもササッと洗い流しましょう。ちなみに中性洗剤使用はメーカー非推奨っぽいです。ぬるま湯で十分きれいになります。

Flair 58xのブリューヘッド内部

ブリューヘッド内部もメッシュフィルターのおかげでコーヒーの粉がまったくと言っていいほど付きませんので、そのまま乾くのを待てばOK。ちなみにワタシは早く乾かしたいので温かいうちにティッシュで軽く水分を拭き取ってます。

あとは周辺に飛び散った粉をきれいに取り除くだけなので、少し気をつけるだけで常にきれいに保つことができますよ。なんなら58xの場合、いざとなったらボディごと丸洗いできます。

Flair 58xの使い方(基本編)

それではサクッと使い方をご紹介。

こういった説明は動画のほうが100倍分かりやすいのでそのうち作ります。なのでここではサクッと箇条書きで失礼します。

1:コーヒーをエスプレッソ用に挽いてポルタフィルターに詰めてタンピングし、メッシュフィルターを粉の上にのせる

2:ポルタフィルターをブリューヘッドに装着し、お湯を注ぐ

3:レバーを持ち上げ、気圧計を見ながらレバーを下げて抽出する(9気圧を目安に)

簡単そうですよね?そう、簡単なんです!

あとは予熱工程を追加したり、タンピングの精度を上げるためのアイテムを追加したり、グラインダーの挽目調整にこだわったり。そのあたりをあれこれ試行錯誤していけば、自分なりに納得のいく1杯を作れるようになるのではないかな〜と思います。ワタシもまだまだ修行中です。

Flair 58xはメッシュ調整が大事

Flair 58x用にVaria VS3でメッシュ調整

ここでおそらく多くの人がつまづくであろう、メッシュ(コーヒー粉の粒度)に関してワタシなりの目安をご紹介しておきます。

ワタシはVaria VS3を使っているので、そちらのメモリを基準とさせて頂きます。

※関連記事:コーヒーグラインダー「Varia VS3」レビュー!エスプレッソもフレンチプレスもこれ1台

浅煎り

浅煎りメインのお店のエスプレッソ豆はかなり思った以上に浅煎りです。

豆の量:20g

挽目:#3.0-5.0

中煎り

浅煎りメインのお店の深煎りだとだいたい中煎りであることが多いような気がします。ざっくりですみません、、

豆の量:19g

挽目:#2.5-3.0

深煎り

いわゆるエスプレッソ用の豆!らしい真っ黒手前くらいのコーヒーの場合です。ワタシは中煎りから深煎りをフレア58xで使うことがほとんどです。

豆の量:17-19g

挽目:#2.0-2.3

これらの量、挽目でエスプレッソを30秒前後、抽出量は40ccほどを想定しています。おおよそワタシの感覚的レシピとなっていますが、ご自身であれこれ試してみるのもマニュアル式エスプレッソメーカーの楽しみの1つなんじゃないかと思います!

豆の種類や焙煎度、焙煎後の保管状況、そして挽目によっても味は大きく変わります。特に挽目が合ってないと2秒でお湯が落ちきったり、反対に1分経っても抽出が終わらない、なんてこともザラです。

間違ってもお店の人にエスプレッソ用に挽いてください!と頼んではダメです!自分でその都度調整しましょう。ただし自分の求める挽目にしてくれる馴染みのショップなどで購入する場合はお願いしても良いと思います。

が!基本はやっぱりグラインダーを揃えて自分でやる方が楽しいです。AFもいいけどMFでピントリングをぐりぐりやるのも良いよね、そんな感じ。ちなみに専用の手挽きミルも同じメーカーから発売されてるので、いきなり電動グラインダーはちょっと、、という方はそちらをお試しください。

ただし、ワタシも手挽きを使ってましたが必ず電動が欲しくなるので買うなら早いほうが良いです。

一緒に揃えたい、ちょっと気が利くアイテムたち

ここではワタシが実際に使っている、あったらエスプレッソ生活がちょっと豊かになるアイテムをご紹介、なくても良いけどあったほうが良いです。ぜひ。

Weber Workshops「Blind Shaker」

Weber Workshops Blind Shaker

元Googleのコーヒー好きが作ったブランドのアイテム。いったい何かと言いますとチャネリングと呼ばれる現象を軽減させてくれるんです。

これにエスプレッソ用に挽いたコーヒーを投入し、フタをしてフリフリすれば細かい粉特有のダマがかなりなくなる→お湯が粉全体に均一に通りやすくなる、つまりおいしいエスプレッソに近づくための大切な要素なんです。

ついでにポルタフィルターに粉を投入する際のファネルとしても使えます。つまりテーブルに粉がこぼれにくい!これ地味にありがたいです。

ちなみに針でツンツンするタイプもありますが個人的にはこちらの方が見た目的にも好きです。

ディストリビューター

Normcore 58.5mm ディストリビューター

こちらはポルタフィルターに投入したコーヒーの表面を均一に水平にしてくれるアイテム。これもあるのとないのとではかなり差が出ます!

この「水平に」というのがミソで、タンピングする際に均一に力を込めることができるんです。つまりこの工程もお湯を均等に粉に触れさせるための大事なものなんです。

ワタシはノームコアというブランドのものを海外から取り寄せました。国内で買うと値段が倍くらいするので、業務使用でなければ海外ショップから直接買うのがオススメです。PayPalアカウントがあれば気軽に取引できますしね。

ハカリ

TIMEMORE タイムモア (Nano Scale White)

エスプレッソの抽出量を計測するのにオススメ。ショットグラスのメモリで計るのも良いけど、もうちょい リニアにいきたい人は使ったほうが良いかも。

今どきは抽出時間を、抽出を感知してから自動スタートしてくれる機種もあるのでもっとこだわりたい人はそちらをどうぞ。

ワタシはこれを使っています。小さくてちょうど良い。たまにAmazonセールで20%オフになってることがありますよ、要チェック。

※レビューしました→エスプレッソ用にTIMEMORE Black Mirror nano(ホワイト)を導入しました/レビュー

ショットグラス

エスプレッソ用ショットグラス

エスプレッソをコップに直接、も良いけどお店っぽい気分を味わいたいときはショットグラスがあると良し。

定番はHARIOだけど、ちょっと奮発していいやつを揃えても良いですよね〜。ワタシはHARIOとKINTOを併用してますが、いつかはKRUVEが欲しい、、

ノックボックス

ワタシはまだ使ってませんが、あると便利なノックボックス。

比較的浅煎りのエスプレッソだとポルタフィルターを少し強めに振れば粉がポロッと外れるので、いるか?と言われればそうでもないかもしれません。でも気分は上がりますよね、お店みたいにガンガンっ!してみませんか?

ちなみに深煎りエスプレッソの場合はポルタフィルターを手のひらに少し強めにポンポンとすれば粉が取れます。さすがにそれを1日10回とかやると手を傷めそうですが、ワタシのペースだといまのところ問題ないです。

掃除用ブラシ

コーヒーの粉って、絶対こぼさないようにしてるのに必ずどこかにこぼれてますよね??凄腕のバリスタならテーブルを汚さずドリンクを作れるのだろうか??

そんな時でもササッと掃除できるコンパクトなブラシがあると本当に便利!ゴミは見つけたときが掃除時!

グラインダーもテーブルも、もちろん58xも。微粉が気になったらすぐにきれいにしておきたいですよね。

※関連記事:どうしてもコーヒー粉がこぼれるので机ブラシを導入しました/無印良品

迷ってるなら早めに買って欲しい、、

Flair 58x使い方 レビュー

正直、ワタシもまだまだ使いこなせていません、、。

自分の意のままに扱うことができるようになるには時間がかかると思うので、もし導入を迷ってる方がいたら少しでも早いほうが良いですよ!今が自分の人生で1番若い自分なんです!

1日でも早く、1ショットでも多く素敵なコーヒー時間を楽しんでくれる人が増えるといいなぁ。

ちなみにおいしいエスプレッソが自分で作れるようになると、ほわほわミルクのホットラテ、カプチーノなんかも作りたくなりますよね?

というわけでこれまで愛用していたベルマンCX-25を手放して新しいスチーマーを導入しました!こちらも扱いに慣れてきたらまたご紹介しますね。

ちなみに価格は6万円後半からですが、業務用エスプレッソマシンやカメラ機材と比べるとかなりお値打ちです。たまにクーポン配布もされているので公式のLINEをフォローしておくといいかも。

Flair 58x

※関連記事:コーヒーグラインダー「Varia VS3」レビュー!エスプレッソもフレンチプレスもこれ1台

※関連記事:ベルマンCX-25/エスプレッソ&カプチーノメーカー導入で家をコーヒースタンド化

※関連記事:レバープレッソを購入しました[エスプレッソの淹れ方・アクセサリー紹介レビュー]

※関連記事:自宅で簡単/WACACO(ワカコ)エスプレッソメーカーなら電気不要でお店のカフェラテを再現できます

※関連記事:エアロプレスで簡単にエスプレッソ(風)コーヒーを作るレシピ!

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