中川ワニ著「家で楽しむ手焙煎コーヒーの基本」がすごーくタメになった!
予約していた本がついに届きました!
手焙煎の手法からコーヒーの淹れ方まで、かなり分かりやすく丁寧に説明してくれていて。
この本があれば自宅の焙煎がもっと楽しくなる!
そんな1冊でした!
焙煎をもっと練習したくなる1冊
ワタシの焙煎歴を簡単に。
自宅で焙煎を始めたのが2013年のはじめごろ。
最初は百均で買ってきた料理用のザルを使って手作りした焙煎器を使ってました。
それからユニオンロースターのクルクル回転させるタイプに変更し、3年ほど練習。
で昨年末、突如「やっぱり手網を使ったハンドローストも良いなー」と改めて感じ、ユニフレームの「焚火ロースター」を導入、現在に至ります。
※関連記事:ユニフレーム「焚き火ロースター」でコーヒーの手網焙煎に挑戦!
というか焙煎歴というレベルに未だ達してない、なんちゃってヤロウです。
そんな中でも自分なりにあれこれ研究をしながら「あーでもない、こーでもない」とやっているのですが、この本を読んで自分がやってる焙煎がどこに向かっているのか?どうしていけばいいのか?という方向性が見えなくなりました(いい意味で!)。
「そうか、そういう見方があるのか」
「あの変化をそう解釈するのね!」
「あ、これは自分と一緒だ!」
みたいな、新しい発見がたくさんで、その事例はどれも試してみたくなるものばかり。
俄然、焙煎熱が高まってきましたよ。
で、特に共感できたのが
「手挽きミルは手の感触で豆がよく焼けているかどうかがわかります。中までしっかり熱が通りふっくら焼きあがったものは軽く、また上手く焼けていないものは硬く引っかかるような手応えがあります。」
という部分(焙煎の事じゃないけど!)。
たしかに、ワタシも以前は電動ミルを使ってたんですけど、ポーレックスの手挽きミル一筋に変えてからそれがよくわかるようになりました。
※関連記事:徹底解説!ポーレックスセラミックコーヒーミルの使い方・メンテ方法!
見た目は同じなのにおかしいなー、と思うんですが。やはり火の入り方がぜんぜん違うようで、味もまったく別モノ。
そんな焙煎のムラをできるだけ少なくする方法(考え方)が本書で学ぶことができるんですねー。
中川ワニ珈琲とは?
中川ワニ珈琲って、聞いたことはあるけどどんなコーヒー屋さんかは知りませんでした。
本書よりざっくりと引用します。
「13歳でコーヒーに目覚めたご主人。94年に「中川ワニ珈琲」を立ち上げる。自宅に8kg釜を持ち、注文に応じて届けるいわば個人焙煎人のパイオニアであり、全国各地に根強いファンを持つ」
という感じ。
ついでにワニのロゴもかわいいですよね、専用のコーヒーサーバーもあるみたいで欲しくなります。
まとめ:これ1冊で焙煎セミナーに行った気になれる
という感じです。
焙煎もハンドドリップも、その過程を写真と解説付きで詳しく説明してくれているのでとーっても分かりやすいです(写真と文章でここまでできるなんて、記事作成の参考にもなりました)!
これなら遠くまでセミナー受けに行くことなく、すぐにでも焙煎を始めることができますね!
ちなみにココで紹介されている手焙煎は一般的に使われている銀杏煎りを使うものではなく、フライパン焙煎のフライパンを取っ手付きのザルに替えた手法です(その理由もちゃんと書いてある)。
そして裏表紙に載っている「料理をするように、台所で焙煎をしよう」の一文でノックアウト。
※中川ワニ珈琲のWEBサイトはこちら→中川ワニ珈琲
最後に見出しのチラ見せ
第一章:はじめまして「中川ワニ珈琲」です
・あじわいの作り方
第二章:ハンドローストしてみよう
・準備するもの
・ローストする生豆を決める
・欠点豆を取り除く=ハンドピック
・したごしらえ
・心がまえ
・ローストレシピ
・おしえて!ワニさん
・コーヒー豆が焼きあがったら
第三章:ハンドローストした豆をおいしく淹れよう
・旨味と生命感を引き出す、ワニ式ドリップの手ほどき
・お湯使いのレッスン
・ワニと相棒たち
あとがき そしてワニの旅は続く
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