東屋の小急須(後手)/お茶の時間が豊かになる道具を手に入れました
今年に入ってから、ずっとほしかった東屋の小急須(後手)。
購入するタイミングを逃していたのですが、ついに来るべき時が来まして。
これもご縁なのかなと思い迷わず購入。
常滑焼という事で、ワタシが釣りでよく通っている地域のものという事でさらなる何かを感じています。
さっそく毎日使っているのですが、お茶を淹れる時間がこんなに楽しくなるなんて思いもしませんでした。
フォルムが最高/東屋の小急須
はじめて見たときに衝撃を受けました。
これぞ探し求めていた理想形だ、と。
もちろんお茶の種類や淹れ方によって形や細部の作りは変わってくるので、この東屋の小急須よりも優れているものは他にもあると思います。
あくまで現時点で、ワタシの中で1番だという意味です。
「蓋すり」という技
「蓋すり」という技術で作られたフタ周り。
ぴったりはまって傾けたお湯がこぼれることはほとんどありません。
よって最後の一滴まで逃さず抽出可能です。
真上からの見た目も最高です。
細かい目の茶こし部分
目詰まりしにくいらしい茶こし部分。
もちろん詰まらない事はないと思いますので、それを掃除するのも楽しみの一つと考えれば良いのかな、と。
ささっと撫でたときの指触りもたまりませんよ。
小急須のスペック
[幅124×奥行75×高さ62mm]
[容量・重量:125ml・95g]
[素材:烏泥]
製造は高資陶苑(愛知県常滑市)、原型は金子哲郎氏(佐賀県有田町)が手掛けています。
手のひらに乗せて。
密かにこれがやりたかったんだなぁ。
改めて現物を手にすると、スペック以上に小さく感じます。
容量MAXで125mlですから、実用量は100mlほどかと思います。ほんと1杯分です。
お茶を淹れてみる
さっそく使っています。
まだ不慣れな部分が多いですが、ちょっとずつ上手にできるようになってきた気がします。
(湯呑と急須はあらかじめ温めておきました)
茶葉を約3g投入。
そこへ80度くらいのお湯を注ぎます。
合わせるポットもミニマルサイズのワンドリップを使用。コーヒーのドリップバッグを淹れるよりも、なんだか似合っている気がする、、。
フタができるギリギリまでお湯を注ぎます。
使った茶葉は「茶工場のまかない緑茶」。
決して上等なお茶ではありませんが、お気に入りの急須を使うとおいしそうに見えます。
1分蒸らします。
良い感じに茶葉が開きました。
湯呑に注ぎます。
湯切れの良い注ぎ口。
フタからも漏れないので最後の1滴まで抽出できて気持ちいいです。
あと1,2回はいけそうですね。
ステンレスでカチャッとはめるタイプの茶こしよりも、茶葉にまんべんなくお湯がいきわたっている感じがします。
東屋の小急須をおすすめできる人・できない人
おすすめできる人
じっくりと、1杯ずつ丁寧にお茶を淹れたい人にはおすすめです。
それに見た目や質感にもこだわりたい方。
同じ茶葉でも道具が変わるだけでおいしく感じるから、まったく不思議なものです。
できない人
反対に一度にたくさん淹れたい人には向きません。
回数をこなす事を厭わなければいいと思いますが、たぶんめんどくさいですよね、、。
あ、これはワタシもはじめは不安だったのですが、割れるかもしれないのでその恐怖に押しつぶされそうな方はやめておいた方が良いと思います。
ワタシの場合、よく考えたらコーヒーサーバーやドリッパーも割れる可能性があるんだと思ったら、少し気が楽になりました。
まとめ:ご縁を大事に
実はこの急須、メルカリで買ったんです。
なぜならワタシが欲しい茶こしの「網目が細かい」タイプが、すでに新品では手に入らないからです。なんでも工場の設備が故障して、修理できる見込みがたっていなからなんだとか。
というわけでメルカリの「保存した検索条件」を駆使して、ついにお目当てのものが手に入ったんです。
ただ、商品説明には「目が細かいタイプ」とは書いてなかったので、本当にあっているかは分かりませんが、、だれか詳しい方いましたら教えてください。
—
なにはともあれ、せっかく手元にやってき東屋の小急須。
大事に大事に使っていこうと思います。
次は専用の茶こし箒が欲しい、、
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