新型リーフ(40kw)/実際の航続距離ってどうなの?という質問に現役オーナーが答える!

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※2023/1/20 追記:新型シエンタに乗り換えました。家族がスライドドアが良いというので、、。リーフ、今でも良い車だと思っています(バッテリー不足のおかげか、5年乗っても下取りがかなり良かったです)。

※以下、本文です。

2018年4月に旧型リーフ(中期)から新しいリーフ(40kw)に乗り換えました。

思い返せば2013年に初期型から始まった電気自動車生活も、これで2代目となります。

電気自動車って、最近でこそ街中でよく見かけるようになりましたが(名古屋では一日運転してると相当すれ違う!)、まだまだマイナーな存在。

ネットの情報、特に検索エンジン上位に載ってる電気自動車関連情報は大手自動車情報サイトだったりします。

その中で自動車評論家や試乗してみました的な人が感想を書いてますが、日常の足として、晴れの日も、雨の日も台風の日も、凍えるような寒い冬も、実際に使っているわけではないですよね?

それらの情報をいちリーフ乗りとして読んでみると、やはり何か違うよなーと感じてしまいます。

興味がある人も多いかもしれないけどネットの情報も少ないし、かといってディーラーに行くまではしたくないし、ましてや試乗なんてしたらしつこく営業かけられそうで気が重いしなー、、という方々のために、ワタシが代わりにその使用感レポートを行います!

その第一弾として今回は、電気自動車ってどうなの?の質問で一番聞かれる「どのくらいの距離を走れるのか?」のデータをご紹介。

もちろんこれはワタシが運転した場合という事であって、その人の使い方や住んでる地域によって変わります。

たとえば坂道が多かったり、極端に寒い・厚い地域、長距離を運転する頻度が高い、走行スピードなどなど、複雑な要因が絡み合ってくるので一概に当てはまるとはいえません。

あくまで参考データとして参照してくださいね。

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新型日産リーフ(40kw)の航続距離はどのくらい?

新型日産リーフの航続距離

その前に補足です。

一般的にはリーフの走行距離は「1kwあたり何キロ走れるか」と表されます。

いわゆる「電費」というものです。ガソリンや軽油を使う一般的な車で言うところの「燃費」に相当します。

なので「電費何キロ~」と書きたいところなんですが、それだとわかりにくい部分があるので、、。

ここでご紹介するのは実際に何キロ走って、充電したら何%まで復帰して残走行可能距離がどのくらいになって、また走って充電して、、、といった、実際に乗っている人の感覚に近い形でご紹介していこうと思います。

ワタシは表示される残走行可能距離をバッテリーの残容量で割って、1%あたりで何キロ走れるのか?を目安にしています。その方が個人的にいろいろ分かりやすいので。

例えば残走行可能距離が300km、バッテリーの残量量が100%だとすると、ざっくり1%あたりで3km走ることができる、という計算です(ちなみにカタログ値は400km走行可能とのこと)。

また、その残走行可能距離の表示も走行条件によって変わってきます。デジタルだけどそうじゃない部分も多く、ここでは説明しきれませんので、また別の記事でこまこま説明していく予定です!

補足その2:基本的にエコモード・e-Pedalオン・大人2人、赤ちゃん1人乗車してます。

というわけでお待たせしました。

これから2018年4月から2018年10月くらいまでの、実際に走ったデータをもとに新型リーフがどのくらいの距離を走れるのか?を見ていきたいと思います。

ラコリーナ近江八幡まで高速道路走行

納車されてから約1週間後、自宅のある愛知県長久手市から滋賀県にあるラコリーナ近江八幡へ行ってきました。

まずは出発前のメーター。

・残走行可能距離:313km

・バッテリー残容量:93%

そこから名神高速を使いEXPASA多賀に到着。

一休みします。

・残走行可能距離:192km

・バッテリー残容量:61%

高速道路を約80~100kmのスピードで走った結果です。

勾配を考えてもまあまあの数値。

天気も良くてエアコンは漬けてません。

それから高速を降り、ラコリーナ近江八幡についたら、

・残走行可能距離:168km

・バッテリー残容量:52%

ここまでトリップメーターによると134.2km走行したことが分かります。

出発時の残走行可能距離が313km、そこから134km走行しての残走行可能距離が168km。

つまり理論上は93%充電された状態で302km走れたことになります。

ただし、あくまでこれは車が前後の走行状況から導き出した数値なので、結構変動します。

これについてはまた別途記事を作成する予定です。

電気自動車(リーフしか知りませんが)ってデジタルなのに、けっこう肌感覚というか、アナログ的な部分も多いので、、

で、近江八幡市内をウロウロ(約40km下道走行)し、高速に乗る前に日産のお店で急速充電を1回行いました。

で、回復した様子がこちらのメーター▼

名古屋まで余裕でいけますね!

帰りも暖かかったので、エアコンはオフ。

で、無事に帰宅▼

(ほこりが、、見苦しくてすみません)

同じルートで118.5km走行、残走行可能距離は160km。

充電後の残走行可能距離は278kmだったので、ほぼメーター通りの数値ですね。

運転お疲れさまでした。

※春、秋あたりは一番電費が伸びやすいです

豊浜まで釣り・途中2回充電

愛知県の知多半島にある豊浜漁港まで釣りに行ってきました。

出発前はこんな感じ▼

けっこう粘りました。

が、バッテリー残容量は5%でもあと18km走れます。自宅から栄まではぎりぎり行ける、ほんとうにギリだけど。

初代リーフだと、こうはいかないですよねぇ(ワタシの感覚では5%であと7kmくらいしか走れないと思う←初代中期型の場合)。

そこから釣り出発前々日に、2回急速充電(計1時間)。

一回目の充電で5%だったのが56%まで回復しましたよ。

で、さらに30分充電するとこんな感じ▼

翌日はあれこれ用事を済ませ、33kmほど走行。

いよいよ今夜、釣りに行きます。

自宅から新舞子の充電スポットに到着。

距離は約40kmほど。のんびり下道走行、エアコンなしです。

そこで急速充電を1回行い、ここまで回復▼

さらに知多半島を南下、豊浜に到着です。

お気づきの方もいるかもしれませんが、ここでメーターに変化が。

直前の充電後は残走行可能距離が327kmでしたよね?

でもそこから32.1km走行したのに残走行可能距離が303kmある。

実は走行条件が良かったというのが理由なんです。

深夜走行だったのでほとんど信号につかまらなかったのが大きいですね。

そう、けっこうアナログなんです。

で、釣れない釣りが終わり、帰路につきます。

豊浜から約26km走行した時のメーター▼

なかなか調子いいですね。

で、知多半島の産業道路を経由し、高速にのります。

東海ICで伊勢湾岸道路にのり、名二環を通って帰宅。

さすがに高速走行(ついでに登り坂が多い)をしたので残走行可能距離が実際の走行距離よりも10kmほど減ってますね。

運転お疲れさまでした。

岐阜白川町~長久手市~四日市到着

奥様の実家で100%フル充電後、自宅に帰宅、からの四日市到着▼

なかなか走りますね。

白川から長久手までは下道、四日市までは名二環と伊勢湾岸道を使って、ときどきエアコン入れる感じ。

ざっくり、充電1%あれば約3.3km走行できるというのが平均ですね。

充電催促、翌朝充電一回

バッテリー残容量が9%になったら警告がでます。といってもまだ20km以上走行可能なのであわてる必要は全然ないです。

そこから急速充電を1回すると、ここまで回復▼

30分の急速充電で50%くらい回復する感じでしょうか?

これが真夏や真冬だと10~20%くらいダウンします。

気温で言うと30度以上と10度を切ってからが、充電の進みが悪いです。

真夏の急速充電・栄、名駅往復エアコン使う

真夏がやってきました。

たぶん2018年の名古屋で一番暑かった日。

朝6時で気温が28度、、。

ここから2回急速充電。

ここまで復活▼

ちなみに急速充電は1回30分。

充電待ちの車がいる場合は1回で終わらせましょう。

で、栄、名駅方面へ下道で出かけます。

エアコンをオンにすると、残走行可能距離295kmだったのが、231kmになります。

ちなみにオートで25度にセットしています。

ガソリン車でもエアコンつけると燃費は悪くなりますからね。

似たようなものかと思います。

とはいえエアコンで64kmも走行距離が減るのか!

と思われた皆様。

大丈夫です、はじめはリーフがびびらせてきます。

残走行可能距離が少なくなるにつれて、エアコンのオン・オフでの走行可能距離の乖離は少なくなります。

肌感覚でだいたい10%くらいでしょうか?

猛暑の名古屋を西方面へ。

栄のエンゼルパーク駐車場に到着▼

ここは普通充電器が無料で使えるのがうれしいです。

今回は余裕がだいぶあるのでスルー。

で、さらにそこから名駅のユニモール駐車場へ▼

ここ、初めて来たのですがめちゃめちゃ狭いですね、、。

で、用事を済ませて自宅へ到着。

エアコンつけたままだとこんな感じ▼

オフにすると残走行可能距離が41km増えましたね。

出発時が295km。

34.7km走行して残り236km走行できるという感じですね。

長久手と栄の高低差を考えると、まずまずの結果です。

しかも猛暑だし。

真夏の白川⇔各務原イオン往復

奥様の実家に帰省した際、自宅の充電器で100%まで充電しました(初期型を買ったときに取り付けた)。

残走行可能距離が339km。なかなかいいんではないでしょうか?

これだけ走れば県内はもちろん、ちょっと隣県までお出かけするのも余裕ですよね。

で、白川町から各務原イオンまでは往復98.1km走行。

エアコン常時オンで大人3人、赤ちゃん1人乗車でこちらの結果です▼

ざっくり、5%ほど電気を余計に使った感じでしょうか。

そのままエアコンをオフにするとちょっと回復します▼

初期型リーフと比べると、体感的に倍の距離を走れる感覚です。

番外編:かなり調子よかった

これは奥様の実家から自宅まで帰る時の事。

106km走行した段階で、残走行可能距離272kmをマーク▼

エアコンはオフにしてますが、ざっくりこの時点で100%で378kmは走れる計算。

ただ、そううまくはいかないのですが、、。

一応、このくらいは走れるよのご紹介でした。

西尾を経由して半田市から長久手

8月の終わり、ぞうめし屋のある西尾市までドライブ。

※関連記事:西尾市/ぞうめし屋でみそ煮込みうどん&みそヒレカツ丼(+唐揚げ)を食べてきました!

この日は涼しくエアコンはオフ。

名二環、23号線経由で向かいました。

出発前はこんな感じ▼

バッテリー残量が45%と少なめですが、余裕でいけます。

約46km走行したのがこちら▼

ぞうめし屋に到着です。

ご飯を食べ終わり次の目的地へ。

と思ったら急に暑くなってきたのでエアコンをオン。

少し減りました。

そこから今度は半田市亀崎にあるコーヒー屋さんへ。

※関連記事:半田/亀崎COFFEE STAND KAMECO(カメコ)~ハゼ釣りメッカでおいしいカフェラテ

到着時点で残走行可能距離は75km。

で、長久手まで戻り、急速充電を1回行い、

けっこう回復▼

夏でも意外と使えますね。

あおい往復~翌日充電30分

ケーキを買いに、中村区のあおいへ。

※関連記事:【名古屋・中村区】洋菓子と天然酵母パン「あおい」に行ってきました!

充電状況は以下▼

涼しかったのでエアコンはオフ。

下道でのんびり向かいます。

あおいに到着▼

そこから自宅へ戻り、

翌日30分の急速充電を経て、こんな状況です▼

まとめ:初期型リーフよりも走る!

という結果です。

個人的には2倍くらいの距離を走れる感覚。

もちろんスピードやブレーキの踏み具合、使う頻度や走行距離など、みんながまったく同じ条件で乗ることは不可能なので、、。

今回はあくまで購入後1年目の実測レポートということで、これから購入を考えていらっしゃる方の参考になればうれしいです。

これから定期的にレポートを更新していく予定です。

いよいよ初めての冬が来る、、。

リーフの冬はなかなかつらいけど、新型ならまだマシなのか??

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あ、ついでに補足しておくと。

ワタシは特に日産自動車の関係者ではありませんし、特に日産好きというわけでもありません。

とにかく初めて試乗した時の乗り心地の良さで、ここまで来てしまいました。

もうガソリン車には戻れません(ハイブリットにも!)。

これから電気自動車は増えてくるだろうし、もしかしたら別メーカーからもっと良い車が出るかもしれません。

その時は特にリーフにこだわらず、その時に一番気に入った電気自動車に乗り換える予定。

※2023/1/20追記:前言撤回、ハイブリッド車に乗り換えました!

※関連記事:新型シエンタ(2022年フルモデルチェンジ)を買った5つの理由

※関連記事:新型シエンタ(ハイブリッド)が2ヶ月早く納車されたので高速・一般道を走ってきました(実燃費は?)

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