雨がやんだらバス釣りに [永江一石 著]

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釣りを始めてからというもの、いろんな本を読んできた。

初めて釣りの本を買ってもらったのが小学4年の時。遠矢国利さんのクロダイ釣り入門だ。

当時、学校で先生に見つかった時に没収はされなかった。

ゲームの攻略本やマンガは即没収だったが、当時の先生からすると「釣りの本?」とあっけにとられていたのだろう。「そ、そんなの読んで、、、楽しいのか??」で終わったのがいい思い出だ。

それから月刊誌(南の釣り・釣恋人・ちぬ倶楽部・つり人・各種HOW TO 本・etc.)やエッセイ集など、たぶんそこいらの学生よりは数をこなしてきたと思う。

特に西山徹さん、山本素石さんの本がお気に入りだった。

今ではそのほとんどを処分してしまったけど、ここのところ釣り本熱が再燃している。

そんなときに見つけたのが「雨がやんだらバス釣りに」という一冊。

いつもブログで勉強させてもらっているストラテジスト・永江一石さんの、若かりし頃の著書である。

たまたまブログで紹介されていて、しかも永江さん作品では激レアの紙本である。

Amazonでは中古の取り扱いのみ、しかも商品画像が無い。

とりあえず即購入(こういうのは悩んではいけない)して、翌々日に到着。

さてさて、どんな内容なのだろうか?

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「雨がやんだらバス釣りに」

バス釣りはほとんどやった事がないけど、釣りはジャンルが違えど基本は同じ。

という事で専門外の本も積極的に読む(そして実践する)ことが大事だと思う。

肝心の内容はバスの釣り方から道具、仕掛けの説明など、一通りラインアップ。

ダイワ・トーナメントEX(友人の父が使ってた!)やシマノ・ステラの初期版(ドラグノブにSHIMANOロゴが入ってるやつ)も載ってたりで懐かしさ満載。これだけで買った甲斐があったというもの。

だが、それ以上にエッセイがおもしろい。

特に引き付けられた部分がこちら▼

ああ、この本を開いたあなた。

すでにこの底なし沼にどっぷり漬かっていればもう手遅れだが、

まだこれからというかたは、もう一度考え直してみることを勧めよう。

人間的な生活、例えば休日に家族でドライブに行ったり、映画を見に行ったり、そんな

平凡で楽しい日々とおさらばする覚悟が君にあるか?

妻が「毎週バス釣りばかり言って(行って?)私はどうなるの?」と泣き、

部屋中がタックルだらけになってもかまわないか?

幸せな家庭に幸せな釣りはなく、幸せな釣りに幸せな家庭もない。

考え直すなら今のうちだ!

-本書より引用

今も昔も同じなんだなーと笑えてきた。

それからここも気になった▼

要するに、釣りは「ギャンブル」なのだよ。

スキーだってダイビングだって、行けばまずできる。

でも釣りだけは釣れるかどうか分からない。自分の努力ではどうにもならない。

-本書より引用

これもまさにそう!

「革命のファンファーレ」を読んでサカナ釣りの楽しみ方を考察するという記事でも書いたけど、「どこどこでたくさん釣れてるぞ!」という話を聞いて、次の日に行ってみたもののさっぱり釣れない、なーんてことは当たり前。

そう、まさに釣りはギャンブルなのである。

だから釣れなかった時の保険として、釣り場でコーヒーを淹れたり写真を撮ったり、潮だまりで遊んだり近くのカフェに寄ったりと、ついでに楽しめるイベントを用意すべし、と推奨しているのが当ブログである

(自己紹介にも書いている→FISH&CO.について)。

ただ、あまり甘ったれたことを言ってると、永江さんに叱られそうなのでやめておく。

まとめ:一番驚いたのは、、、

釣りの話はまったく関係ないが、それは永江さんの生年月日(巻末に載ってた)。

自分より10歳くらい上なのかなーと思ってたけど、実はさらに(そのさらに)上だった、、。

どうみても40代にしか見えない。

筋トレって大事(感想文の着地は失敗)。

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