押してダメなら引いてみる、誘ってダメならやめてみる(赤ちゃんがミルクを飲まない問題)
なにごともスムーズに事が運ぶなら苦労はしませんよね。
でも生活していく上で、虫のいい話ばかりがあるわけではありません。
そんな上手くいかない状況でも、人間慣れてくれば色々な対策を練ることができますよね。
「押してダメなら引いてみる、誘ってダメならやめてみる」
これもその1つだなー、と。
釣りに例えると、
ワタシはサカナ釣りが好きなので、釣りの例えで失礼します。
エサを付ける→仕掛けを流す→サカナが釣れる
基本はこんな流れなのですが、それでも釣れないことがあります(むしろ釣れないことの方が多い!)。
当然サカナも生き物なので、お腹一杯の時もあれば、食べる以外のことに夢中になっている事もあるわけで。
「釣れないなー」と思ったときから勝負が始まるのです。
エサを多めに撒いたり、針に付けるエサを大きくしたり、とにかく目立つように、食欲を引き出すためにアピールするのも手ですが、それでもダメなときがあります。
そんな時は思いきってエサをやるのをやめてみる(場所を休ませる)事が有効だったりします。
もしくは敢えて不自然に仕掛けを動かしてみる(もしくはその逆)。
すると一転、サカナが入れ食いになることがたまーにあります(ほんと、たまーに)。
そういえば料理も引き算が大事って言いますものね。やりすぎない、加えすぎない。むしろ引き算するくらいがちょうどいいんじゃないかなー。
こんなことがありました、、。
ということを、少し前に赤ちゃんをワタシ1人で2時間だけ面倒見たとき痛感したのでしたー。
奥様を美容院に連れてって、そこから家に帰り娘が寝返りする姿をぼんやり眺めてて(良型アマゴみたいにローリングするようになった)、グズり始めたのでミルクをあげようとしたら赤ちゃん絶叫。
ぜんぜん飲まなくて困り果てた末に、サカナ釣りの事が頭をよぎったのでした。
とりあえず視界から哺乳瓶を消し、しばらく抱っこしたまま放置。
そのうち泣きやみ、あー、うー、と言い始めたところで哺乳瓶を口に突っ込みますが、また絶叫。
ならば!と今度は口に哺乳瓶をつけたり離したり、見せたり見せなかったりしてみると、、。見事フッキング。
まるでクロダイが釣れたときのような喜びで一杯になりました。
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来月は、さらに延長で5時間も娘と2人になる事が決定的。
今のうちに特訓しておこう。