Tern Verge N8/折り畳み自転車を導入したら少しだけ人生が変わった(気がする)
本能の赴くままに衝動買い。
少し前に書いた「夕方の香流川沿いをカメラ散歩/SIGMA dp3 Quattro」という記事でもちょっとだけ触れていますが、Tern Verge N8(ターン ヴァージュ N8)という折りたたみ自転車を買いました。
導入した理由としては健康増進というのもあるんですけど、現状ワタシのライフスタイルを振り返ってみると、自転車があるということが「最適解」だと考えたからです
結論、その考えは間違いではなく「なんでもっと早く自転車生活をやらなかったんだろう!!」と後悔をしています。そのロスト分を取り戻すべく、新しい自転車を使い尽くそうと思います。
自転車を買って良かった点
気軽にカメラ散歩に行けるようになった
地方都市のさらにその郊外の町といえども、車を田舎道の端に止めてちょっと写真を撮るということはかなりやりづらい環境です。少しでも路駐しようものならどこからからおそらくクレームが来るでしょう。
なので、決まってカメラ散歩に行くときは駐車場がある公園や近所の徒歩圏内のスポットばかりでした。
もちろんたっぷりと時間があれば、のんびり散歩がてら気の向くままにカメラ散歩を楽しめると思いますが、ワタシの場合は日常生活の合間を狙って出かけることになるのです。そんな時に自転車があれば今まで以上に自由に撮影スポットを周ることができるようになります。
それに公園といえども早朝は駐車場が解放されていない場合が多く、基本的には早朝の家族が起きる前のわずかな時間にカメラ散歩を楽しむというスタイルに、自動車での移動は向いてなかったんですよね、、。
その悩みが全て解決されました!
近所の買い物にもすぐ行ける
自宅から一番近いコンビニでも徒歩で約8分かかります。
平日の夜にご飯を食べようとして「醤油がない!」となった場合、ついつい車を使ってしまってました。
ですが自転車があればサクッと買いに行ける。この感覚は非常に心地良いです。
朝、自転車をこぐと気持ちが良い
朝散歩してる人たちを見て羨ましいなと思っていました。
ワタシもやってみたい、でもそんな時間もないし、でもやっぱり散歩をしてみたい。そんな二つの相反する感情を上手に取りまとめてくれたのが自転車でした。
さすがに毎日はできませんが、朝目覚めて10分ぐらい自転車こいで気分転換をしてくるというルーティーンがワタシに組み込まれたことで、今までにはない清々しい1日のスタートを切れるようになってきたと思ってます。
目線が変わる
ほぼ100%車で移動していたワタシにとって、自転車で移動するということは「新しい目線を身につける」ということでもありました。
普段何気に通っている道でも植物や建物・看板などとの物理的な距離が縮まった感じがしますし、それ以上により気持ちを込めてそれらを見ることができているような気がします。
車を運転しているとありとあらゆる方向に気をつけていなければならず、ちょっと油断するとよそ見運転ともなりかねません。
でも自転車ならちょっと気になったところがあればブレーキをかけて、興味の対象に近づくことができます。
そんな中で「この植物は何という名前だろう?」「こんなとこにお店があったんだ、今度行ってみよう」といった具合に、世の中を見る解像度が少しだけ上がったような気がします。
Tern Verge N8の気に入っているところ
今回購入したのはTernというメーカーの折りたたみ自転車「Verge N8」というモデルです。
自転車ど素人なりに、とりあえず片っ端からカタログを取り寄せネットサーフィンも何時間も行い、ようやく決めたのがこれでした。
結論から言うと、これを買って良かったなぁ〜と心の底から思ってます。その理由をいくつかご紹介します。
頑丈である
初心者なので詳しくはわかりませんが、折りたたみ自転車という事を全く感じさせない走り心地です。
あれこれネット情報を調べていると、折りたたみ自転車はボディの折りたたみ部分が”たわむ”という情報をよく耳(目)にしました。それが自転車のランクが上がるにつれてなくなっていく、というもの。
ワタシが購入したVerge N8は、折りたたみ自転車の中で決して高い方ではなくて(確か下から2番目くらいのランクだと思うのですが)、ワタシにとってはもうこれで十分すぎる!ってくらい満足できています。
収納場所を選ばない
折りたたみ式なので収納場所を選びません。
できれば屋外の駐輪場ではなく自宅に入れて保管したいと思っていましたので、折りたたみ自転車のコンパクトさは非常にありがたいです。
重量も約12kgぐらいと軽量なので、持ち運びも楽ちんです。いざとなれば車のトランクにも収納できるので、例えば「自転車を車に乗せて海まで行ってサイクリングしてまた車で帰ってくる」、という遊び方も可能となりますね。
一緒に揃えたもの
輪行カバー
自転車を抱えて電車で移動する(輪行?)ことはおそらくやりませんが、カバーを導入しました。
理由は屋内で保管する際にできるだけ部屋を汚したくないからです。
そのカバーにもいろんな世界があるらしく上を見ればキリがありませんが、ワタシの用途しては「とにかく部屋を汚したくない」ということだけでしたのでAmazonで安めでサイズが合うものを買いました。
ちょうどぴったりサイズで出し入れもしやすく、頑丈さで言うとおそらく値段が高いものと比べると劣ると思いますが、基本的に「部屋で保管しておく」「使うときに入り口まで移動させる」というくらいなので、頑丈さはそこまで求めていません。
今のところ満足しています。
ライト・鍵・チェーン
それ以外に揃えたものは、おそらく必要最小限なのじゃないかなと思いました。
ライトは前だけじゃなく後ろも揃えてます。
鍵はサドルと本体を固定できる、ちょっと長めのものを選びました。丸折りたたみ自転車なんてその気になれば自転車ごと持っていかれると思いますので、それに少しでも抵抗できるように外で駐車する際はその辺のポールにくくりつけております。
それから泥除けはつけませんでした。
はじめは揃える気満々でしたが、購入する際にお店の人に尋ねてみると「こういう自転車にはつけない方がいいですよ、見た目も大事ですし!なんなら地面が濡れているところでは乗らない方がいいですよ、そういうもんです。」、と熱く語ってくださいましたので、それに習うことにしました。
今のところ雨の日(+地面が濡れている日)は絶対に乗らないようにしています。
まとめ
ちょっと大袈裟だけど、ワタシの人生を変えてくれたと言っても過言ではないこの自転車。
移動手段が変わるだけでこんなに見えてくる世界が変わってくるんだと実感して、なんでもっと早く導入しなかったんだろうと感じています。
これからは寒い季節に突入しますが、防寒着やアクセサリーを選ぶ楽しみも出てくるのかなと思っていますので、季節ごとの楽しみ方を味わっていきたいなと思っています。