そなえ(35歳までに学んでおくべきこと)/野村克也

カバーには「35歳までに読んでおきたい」と書いてありますが、それは全くもってそうで、早ければ早いほど読むのにはいいんじゃないかと思いますし、逆に35歳を過ぎているからといっても遅いということもないと思います(、と自分を励ます)。

書いてある内容的には以前ご紹介したことがある「野村の流儀」や「野村の極意」という本に書かれているものなのですが、それらのエピソードについてさらに詳細に書かれているものです。

かといって文字の大きさもそれなりにありますし、行間余白もしっかりあるのでエッセイ的に短時間で読むことができますよ。これを講演会なんかで聞いたら2時間近くかかるんじゃないかと思うのですが、やはりそこは本の良いところ。自分が読みたいところをパパッと読んでいくことができます。

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「憲法より礼儀が大事」

全体的な内容は本を手にとって読んでいただくとして、ワタシがこの中で気になった内容は「憲法より礼儀が大事」ということです。

そりゃ憲法も大事なんですけど、普通に生活しているとあんまり意識しませんよね??

それより目の前の人にしっかり挨拶をするとか、何かをしてもらったらお礼をするとか、そういったマクロなコミュニケーションの積み重ね、そしてその集合体が家族や自治体、社会、国、そして地球というコミュニティ全体を作っているのかなあと思います。

世界全体での取り決めとかも大事ですけど、やはりワタシたちにとっては目の前のことを1つずつ積み重ねていくということが大切だと思いますし、その基本というものが「礼儀」なんじゃないかな、と感じるわけなんです。

なかなかそういうことって、今どき会社でも厳しく教えてくれる人って少ないんじゃないかな?〇〇ハラと受け止められると嫌だと思う人も増えてそうだし。

イチローも「今の指導者は真剣に子供を叱ると逆に社会に責められる(事がある)という恐怖心から、当たり障りのない指導しかできない、だから今の子供たちは自分で考えて行動して、大切なことに自分で気づくしかないから、それはそれで大変だと思う、、。」みたいなこと言ってたし。

なので、出来れば早く本を読んで学ぶ楽しさっていうものを知ってほしいですし、特にこの野村克也さんは自身でいろんな人を訪ねて行って、そこで得た知見+読書で得た知識というものを著書で惜しみなく公開してくださっているので、それを読まない手はないと思うんですよね(むしろ本というものが元来そういうものだと思う)。

言ってみれば、参考文献が山のように乗っている宝の山なんじゃないかなと。この1冊の本が。

気になったキーワードや人の名前など、今ならネットですぐ調べられると思うのでそういった使い方もできるんですよね。かっこよく言うと「知の旅へのチケット」。なんちゃって。

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偉そうなことを言ってますが、まだまだワタシも読書家と呼ぶにはほど遠いのが現状。

もっともっと読みたいですし、今ならまだ身体もそれなりに思い通りに動くので「読んで、試す」サイクルを回せると思うんです。頭でっかちにならないように、体験もあわせて失敗しながら読書を役立てていきたいなぁと。そんなことを考えた2021年の師走。

この本は大事に手元に残しておきたいなと思いました。

そういえばヤクルトスワローズが優勝しまして、嬉しい限りです。たまに勝つから楽しいんですよね。それに先日の優勝が決まった試合は珍しく奥様も一緒に観戦してくれて、久々に5時間もTVの前にいました。

※関連記事:ヤクルトスワローズのファンをしてると何かと得することが多い!

しかも試合前に祝杯用のヤクルトを買ってきてくれるという気の利きようで、これは一生頭が上がらないと思いました〜。

※関連記事:「野村克也、明智光秀を語る」を読みました

※関連記事:変化、より変化

※関連記事:「当たり前」を「当たり前」にできることは難しい!

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