双寿園の紙コップ型タンブラー「Lid-cup」を導入しました/瀬戸焼き
「なかなかありそうでなかった」
双寿園の紙コップ型タンブラー「Lid-cup」導入しました。一見、そのへんのコーヒーショップでテイクアウトに使われているような紙コップに見えますが、実は陶器で作られているんです。
ラバースリーブとフタも、本体のマットな質感とのギャップを存分に楽しませてくれるファクターとなっていて、その存在は唯一無二だなぁと思っています。
ちなみにこのタンブラーシリーズ、カラーバリエーションも豊富でイメージ的には伝統の瀬戸焼とシアトルのコーヒー文化が融合したような、そんなイメージでかっこいいです。
双寿園の紙コップ型タンブラー「Lid-cup」を導入しました
実はこのタンブラーの存在は去年の12月には知ってて、それ以来アタマの片隅で気になっていたのです。
そしてつい先日、瀬戸オープンファクトリーという大人の社会見学に参加した際、途中「綱具屋」と言う雑貨屋さんに立ち寄ったのですが、そこでようやく現物に触れることができ、思わず購入してしまいました。やっと手元にやってきた!という感じです。嬉しい。
凝ったデザインの紙コップのような見た目をしていますが本体は陶器製、瀬戸焼です。そしてフタとスリーブ部分はシリコンで出来ていて、異なる素材を組み合わせたハイブリッドタンブラーです。
サイズ感もちょうど良く、スタバでいうところのショートサイズより少し多いくらい?でしょうか(奥様的には360mlサイズが欲しいみたい)。
ちょっとお出かけする時に車のドリンクホルダーに入れておきたくなるような、そんな印象です。
シリコンのフタが良い感じ
フタの形状はよくあるテイクアウトカップの形と一緒で、小さな飲み口と空気穴が開いているタイプ。
正直この手のタイプは思い通りに中の液体が口に入ってこず結局外して使うことになるのですが、どういうわけかこのシリコン製のフタはかなり具合が良いのです。
口に入ってくる液体の量は、自分が吸おうとする力と傾ける角度によってコントロールできると思うのですが、一般的なテイクアウト用のカップについてくるプラスチック製のフタだとそれが思うようにいきません(ワタシだけ?)。ですがこのフタだとストレスなく口に流し込むことができるのです。
カメラで例えると(ちょっとわかりにくいですが、、)連写もできて高画質で撮れる高性能な機種を持っていても、それにセットしているSD カード自体が安いものだとカメラ性能に追いつかず(データ読み込みが遅いため)、むしろ逆に足を引っ張ってしまい、最終的にはカメラの高性能を全く活かせないという事態に陥ってしまいます。コーヒーも同じで、店内でコーヒーカップやマグカップでを飲む時は良いのですが、いくら高級で美味しいコーヒーでもテイクアウトした時に飲みにくい容器に入れられると、その楽しみも半減してしまいますよね。
その点、このフタはかゆいところに手が届きまくっている感覚。こんな素晴らしいものに偶然出会えたことに感謝感謝。
ちなみに個人的考察だと、シリコン製フタということでプラ製に比べて弾力がありますから、それがうまい具合に空気の通りを調節してくれているから飲みやすいのでは??と思ってます。それから飲み口とは別についてる空気穴もしっかり設けられてるのも大きいかも。誰か正解を知ってる方いましたらこっそり教えてください!
ここがちょっと惜しい!
このシリコンのフタとスリーブ、めちゃめちゃいい仕事をしてくれていますが弱点もあります、、。白いホコリがくっつきやすいんですよね。そして手やタオルなんかで拭き取ろうと思ってもさらにホコリがまとわりつく無限ループ、、。個人的には飲みやすさの方がそのデメリットを上回るので問題なく使えますが、気になる方もいるかもしれません。
そんな綺麗好きな皆さまに朗報です、解決方法を偶然見つけてしまいました!
ちょうどこのタンブラーを撮影しようとカメラを向けていましたが、やはりどうしても白いホコリが気になってしまい、なんとか落とそうと思い苦肉の策ですぐ手元にあったカメラ用のブロワーを使ったのですがこれが大当たり!いい感じで白いホコリを吹き飛ばしてくれるんです!
ただその後も油断するとすぐに白いほこりがついてしまいますが、まあその辺はもうご愛嬌ということで。
シリコン系商品を店頭に陳列しているお店の方、ホコリ除去にお悩みでしたらおひとついかがでしょうか??
あえて普段使いをしたいタンブラー
基本的にアウトドアで使うテーブルウェア系アイテムは「軽い」「頑丈」「コンパクト」の三拍子が揃っていますよね。たしかに普通に考えるとキャンプに陶器製のお皿やコップを持っていくというのは少し抵抗がある感じがします。割れたら嫌ですし。
でもよく考えてみると、たとえ大切に自宅で使っていたとしてもテーブルから落としたり洗っている最中に角にぶつけたりして割れるという可能性はゼロではありません。 どんなに気をつけていても、いつかは割れてしまうものだと思っています(特にうちの奥様はワタシの3倍ぐらいものを割る!)。
だからといって「お気に入りが割れるのが怖いから使わない」ってことは一切ありません。必ず全部使っています。
気に入って買ったのに「大事にしたいから使わない」というのはもったいないし、いつか使おうという”いつか”はいつ来るか分かりません。もしかしたらその前に自分がこの世からいなくなってしまうかもしれないですし。なので自分が使いたいと思うお気に入りアイテムは絶対に「今」「日常で」使うべきだと思っているんです。
逆にそこまでの思い入れが自分に無いものだとすると、そもそも購入する選択肢には入りません。その感覚で選べば必要以上にモノが増えないハズ。
ちなみにこのタンブラーシリーズ、カラーバリエーションも豊富でイメージ的には伝統の瀬戸焼とシアトルのコーヒー文化が融合したような、そんなイメージでかっこいいです。
あ、それから陶器ということで匂い移りの心配が少ない(ハズ!)のでラテ系ドリンクにも使えて嬉しいです。ただシリコンのフタには牛乳の匂いが残りそうなので、できればフタだけは使い分けしたい気分。別売りで手に入ると嬉しいなぁ。
ワタシが購入したカラーは「クラフト」。他にもいろんなバリエーションがあるので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか??
今、ここにリンクを貼ろうとオンラインショップを覗いて気付いたんですけど、ワタシが買った「クラフト」だけは無釉薬みたい!だから表面がマットな質感だったんですね。なんだか得した気分。
モノクロシリーズのフリーカップも気になるなぁ。これ、コーヒーの香りが際立ちそうだし、ラテアートにも使えそう。
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