イシグロWEBサイトリニューアル!&自社サイト運営は大変だけどハマればデカい!

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東海エリアの釣り人ならチェックしているであろうイシグロ(東海エリアの釣具屋さん、not ノーベル賞)のWEBサイトが、2017年12月にリニューアルされるみたいですね。

特に伊東店と沼津店のブログは更新頻度が高く、気になる情報が多いのでFeedlyで欠かさずチェックしているのですが、これからパワーアップするという事で個人的に楽しみです!

と同時に、会社のWEBサイトをそれなりにちゃんと運営していこうとなると、やはり色々大変なことも多いわけでして。

今回はそんな話です(あんまりおもしろくないわりに長い!)

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会社のWEBサイト担当は大変?

ワタシは自社のWEBサイトを担当(略してWEB担)させてもらってます。

もちろん専任ではなく営業と兼務。

最初はいろいろありましたが、ここ半年ほどはWEBに割ける時間を大幅に勝ち取り!

アレコレ好き勝手やらせてもらってます。

ちなみにこのブログを始めたきっかけは、自社のWEBにおける販促をやっていきたかったというのがあるので、ようやく目的の一つは達成できたことになります。

もともと会社にWEBサイトはあったけど、担当者がいませんでした。おそらく多くの会社でこのような感じじゃないでしょうか?持ち回りで記事を更新したりとか?そもそも更新されてないとか。

うちもそんな状況だったのですが、逆にアレコレ言ってくる人がいなかったのでやりやすかったです。

で、近況(企画書提出から1年、サイト公開から約7カ月時点)。

徐々にWEBサイト経由で新規商談の問合せがきたり、サイトがらみで既存顧客とのコミュニケーションが増えたりと。ようやく当初イメージしていた状況に近づいてきてます。

つい最近では海外から商品を扱いたいというメールが届いたりで(はじめは詐欺を疑った、、)!

可能性は広がっていきそうです(WEB担やっててよかった!)。

ただ良かったことの裏にはいろんな失敗や苦労があるわけでして、、

そんな中でワタシがWEB担として大変だと感じたこと、心がけていること、WEBサイトの役割とは?WEB担に向いてる人材とは?について書き連ねていきます。

大変だったこと

ワタシの場合、もともと会社のWEBサイトがあったわけですがかなり古いバージョンで、しかも2000年代風の見た目(レトロ)。

さすがにこれじゃ恥ずかしいなーという事で、あらたにワードプレスを使ったサブブログという形で運営しています。

本当はメインサイトを新しく作り替えたかったのですが、お金もかかるし、実績のないワタシのプレゼンじゃ説得力が足りなかったため却下。結局、0が一つ少ない予算でブログを開設。

そんな経緯でスタートしたわけです

で、そこでまず感じたことです。

まわりの理解を得るのが難しい

古い会社になればなるほどこの傾向が高いかも?

「ネットで集客なんて、なんか怪しいことやってるんじゃないだろうな??営業は足で仕事を稼いでくるもんだ!」的な。

この場合、分かりやすい言葉で、筋道立てて、幼稚園児でも理解できるような説明をしなければなりません。

運動前のストレッチのイメージ。いきなりバッティング練習やったらケガします。WEB担も同じです。

できるだけ理解をもらった上で進めていくのが一番いいです。

あと、同僚も意外とあなどれない。

「営業のくせにネットばかりやって、仕事やってるのか?」

なーんて思う人もいるかも?

できるだけ自分が何をどんな時間配分でやっているか、それが営業部にとって(もちろん会社にとっても)どんなことに役立つのかを、相手の立場に立って説明していくことで理解してもらいましょう。

そこまでやって、なんとかスタートラインに立つ、そんなイメージ。

もちろん理解のある経営層だったら一気に話は進むかも?ダメもとでお願いしてみましょう。

幸いにもワタシの場合はある程度の理解があったので、スムーズにいったほうかも?

一人はつらいよ

無事にスタートを切れたとしても、そこからがまた大変。

はじめは通常業務に加え、WEB担としての作業もこなしていたのでタフな日々を過ごしましたー。

コレが専任で、しかも複数人のチームでできれば言うことないんですが、なかなか現実的ではありません。

とにかく作業の効率化を行い、時短時短、無駄な時間は一切作らないくらいの勢いでやってました。

逆に一人だと自分のペースで進めることができるので楽なんですが!

でも自由には責任がつきもの、自己管理(心と体の)が非常に重要になります。

今はだいぶWEBに集中できる環境になってきたので、嬉しいです。

ぶれない姿勢を示すこと

これ、個人ブログだったらある程度自己責任なのでいいのですが。

会社としての立場でサイトを運営していくとなると、ちょっとしたミスで会社の信用問題に発展しかねない。

そんな危険もあります。俗にいう炎上?

ある程度ハンドルの遊びは必要ですが、そのへんの線引きはあらかじめしておく必要があるのかなーと思います。

グレーかな?と思ったらとりあえず上に相談したほうが良いかも。

それらを踏まえたうえで、会社としてのぶれない姿勢を発信し続けることが、お客さんの信頼を得る近道なのかなーと思います。

こっちをたてたらあっちがたたない、なーんて状況がつらいところですが、、。そこは何とか乗り切る!

心がけていること

WEB担として心がけていることもあります。

手探りながら、あれこれもがいてます。

各部署にメリットがあるようにした

WEBサイトの内容が各部署に関連付け、しかもそれが役に立つようにしました。

たとえばWEBの記事がそのまま営業用のツールになったり、とか。

社内にメリットを与えることで、少しずつ協力してくれる人が増える気がします。

まずは身内から攻略してきましょう。

顧客への貢献

お金を稼ぐことも大事ですが、顧客に貢献できていることが大前提。

与えたら、与えてくれます。そんなイメージ。

ここでは詳細は書けませんが、顧客に大いにメリットになる(つもり)方法で記事を書いています。

これがかなり好評で、こちらが恐縮するくらい感謝されたりなんかして。

やはり目の前の人が喜んでくれるというのが商売の基本じゃないでしょうか?

そのうえで対価を頂ければ最高です。

数字を意識、結果を出す

社長!

WEB担に対して、いきなり結果を出せというのはかなり酷です!

ワタシも最初のプレゼン時に「3年ください」とお願いしました。

WEBで結果をだすなら有名人はともかく、無名の個人や企業にとっては地道な積み重ねが必要です。

これだけは、ぜひ経営者の皆様のご理解をお願いします!

すぐに結果が欲しいなら、資金を大量に投下して広告を出してください(それすらも現代では難しいかも)!

WEBの活動は1日1本ヤクルト(たまに400をはさむ)飲んで、地道に健康を目指すようなものです。

効いたか効いてないか分からないけど、少しずつ成果は出ますので(ちゃんとやれば)気長にお待ちを。

が、やる方(WEB担)もそれに甘えてちゃいけないのです。

なんでも良いので成果を出す!

アクセスが先月より伸びたとか、顧客からこんなお礼の言葉を頂いた、とか。些細なこと良いんです。

とにかくネタを見つけてそれっぽく、こまめに報告する(きちんとした数字を含めて)。あ、嘘はダメですよ!

すると次第に経営層もWEBに対する見方が変化してくるかもしれません。

いまではうちの社長も「こんなサービスを考えたんだが、ネットで全国に売れないか?」と相談してくれるようになりました(ここまで長かったー)。

(ちなみにやっとサイト全面リニューアルの許可をもらえた!)

そもそもWEBサイトの役割は何?

そんな大変な思いをしてまだやるほどの事なの?

と思う方も多いですよね。

もちろんWEBサイト運営をしなくてもすむなら、それに越したことはないです。

でもやっぱり現代はWEB上での活動は重要。

ちゃんと機能すれば、24時間働いてくれる営業マンになるのですから!

今では営業マンがいない会社もあったりで、それらはネットで上手に集客を行っているから成り立つのです。

がっちりマンデーとか観てると、たまにそういう会社出てきますよね!

営業マンをひとり雇うより、ネットで集客できるならワタシはそちらを選びます。

例えばサイト作成に200万かかったとして、サイト経由で月20万の利益をあげてくれる顧客を獲得できればすぐ回収できますよね!

他にはこんな役割も。

正しい情報を正しく伝えるブランディング

御社の強みは何ですか?

社員は即答できるでしょうか?またはちゃんと顧客に伝えることができるでしょうか?

きちんとしたWEBサイトがあれば、正しく伝えることができるはずです。

ついでに社員も毎日楽しみにするようなブログでも更新すれば、嫌でも自社情報を覚えるのでインナーブランディングにも役立ちますよ。

それに社長の考えをブログで発信するのもオススメ。

社長の話を聞きたいと思ってる社員って、案外多いかもしれませんしね。

実際、ブログを使って社員に想いを伝えている有名な社長って結構います。

有名どころはこのへん→渋谷ではたらく社長のアメブロ

会社の姿勢をしめす

ブランディングとも関わってる気がしますが、これって結構大きいです!

どんなに立派なWEBサイトがあっても、全然更新されてなかったりするとちょっと、、ね。

できれば毎日、無理なら更新する日を決めて必ず記事をアップする。

たったそれだけで信用度は上がると思います。

そしてできるだけ丁寧に記事を書く。

ネットで情報収集する顧客はネットをくまなく閲覧して、お願いする会社を吟味しています。これは間違いない(こんなブログでもちょくちょくメーカーさんから問い合わせが入ったりするくらいなので)!

じゃあ同業の中で選ばれるにはどうすればいいか?

立派な見た目だけどぜんぜん更新されてないサイトと、見た目は微妙だけど顧客の役に立つ情報をこまめに分かりやすく、しかも定期的にアップしているサイト。

おそらく選ばれるのは後者です。

ネット情報も現実の営業マンと同等にみられていることをお忘れなく、しかも24時間365日。

WEB担に求められるスキル

WEB担に求められる能力はいろいろありますが、最低限この辺はクリアしておきたいところ。

色んな事に興味がある

できるだけ情報感度が高く、じっくり調べるのと同時にすぐ動いてしまう。

そんな人が向いてる気がします。

やっぱり記事を書いていくうえでネタ集め問題が発生します。

ネタなんて今どきネットで簡単に集まるけど、でも本当に役立つ記事は実体験に基づくモノ。

釣りなら釣行記や実際に使ったタックル、タックルの経年変化など、実際に体験したことの方が読者に響きます。

なので何でもすぐやっちゃう人、やりたがる人。

そんな人材がいたら適任かもしれません??

ついでに撮影できたり文章書けるなら最高。専任にしてあげればものすごい成果を上げるかもしれませんね。

ちなみにワタシは小さいころ、とにかく落ち着きが無くて何にでも興味を示して動き回って、それはそれはもう大変なちびっこだったらしく、親から「うちの子は病気じゃないだろうか?」と本気で心配されてたっていう打ち明け話を先週聞かされました。

過程を楽しめる

これも大事!

WEBでの情報発信は成果が見えるまでに時間がかかります。

そんな中でも数字をアレコレ追っていったり、取材の過程を楽しんだり、今回は失敗したけどなんでだろう?と反省したり。

俗にいうPDCAが好きな人が向いていると思います。

結果が出ないことに対して落ち込むのではなく、次はどんな一手を打とうか?と考えることができれば最高です。

自社商品・サービスを愛している

あ、これが一番大事かも!

これがないと薄っぺらいサイトの完成です。

いろんなアイテムを扱っている会社なら、ジャンルごとにマニア社員に書いてもらうとか。

そこに一人編集できる人がいればかなり強力なチームができるはず。

釣り業界でいえば磯釣り担当・船釣り担当・料理担当・道具マニアなどなど、大型店ならありとあらゆる釣りのジャンルを網羅できるはずなので、そこは強いんではないかと(大型店にそれをやられたら辛いので、個人ブログはそれ以外の部分で強みを発揮した記事を書いていく必要がある)。

もちろん小さな会社でも人一倍、自社商品にマニアックな人材がいれば強力な力になるはずです。

ぜひ報酬を払ってでも担当してもらった方が良いと思います、しかも専任で!

外部に頼むよりも内製したほうが後々都合が良いです。

ついでに自分でブログを運営してる社員がいたら、それこそ適任かと。貴重な人材です。

SEOの知識

あ、あとはSEOの知識も最低限欲しいところ。

SEOというのはざっくりいうと「検索エンジン最適化」。

たとえば名古屋でモーニングがウリの喫茶店が「名古屋 モーニング」の検索でトップに表示されたら集客効果が期待できますよね。そんなイメージ。

といってもそこまでできる人材は稀でしょうから、コピーライティングの講座に出るとか(もちろん経費は会社もちで!)、信頼できる専門家に協力してもらうとかで何とか乗り切りたいです。

かくいうワタシも人様に見せられるような文章を書けているかと言われると微妙ですが、、。

それはこのブログを通してまだまだ勉強中です。

そして何より効果のあるSEOは、訪問者に役立つ情報を分かりやすく提示する。

これに尽きます!

そうすればおのず検索エンジンの上位に掲載されるようになり、問い合わせも増えてくるんではないでしょうか。

幸いワタシがやってる自社サイトも、とあるキーワードで良い感じに順位が上昇中、それ経由で問い合わせが来るようになりました。

とにもかくにも、訪問者の役に立つ方法を提供する。

これが一番のSEOです!

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まとめ:自社サイトは正しく運用すれば生産性が上がる!

ワタシは営業マンですが飛び込みとか異業種交流会とか参加したくないです!

それらが悪いというわけではなくて、人見知り&口下手(営業のくせに)なのでただ単にやりたくないだけ。

そんなヘタレ営業マンが新規顧客を獲得するには、ネット時代の今だからこそやり方はたくさんあるわけで。

その1つが自社サイトで集客すること。

これなら苦手なテレアポ(電話も嫌い!)やムダな飲み会にも参加しなくても何とか生き延びていけるような手ごたえを最近感じ始めました。

で、だらだらと長くなりましたが、言いたかったことはブログって良いですよーってことです!

工夫すれば、小売・飲食・卸業、もちろん士業でも、いろんな業種でネットを活用できると思いますよ。

そんなこんなでイシグロの新サイト、さっそくRSS登録変更しなくては。

個人的にこのページも好きです、釣り人必携→お魚かんさつ水槽

そういえばイシグロのボーナスセールやってますよね(この記事書いてる時点)。

コレを買おうと思ってるんですが、ちょっとお店で触ってみよう。

ソルトルアーとフカセ兼用にしようと計画中、替スプールが別売りなのは目をつぶる。

さらにスプールとレバーの赤色がブラックだったら文句なしですが!

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イシグロ伊東店にはスタッフブログがあるみたい!ブログをどんどん更新して欲しいですね!

ブログ運営に悩んでる人は「情報サイトでオーソリティーサイトを目指そう!」を読んでみて!

この先10年、小さな会社や個人事業主が生き残るには「ブログ運営」が必須になる!

『ブランドのはじめかた』がおもしろい!

▼おすすめの本

ワタシが参考にしている本です。御社の本棚にぜひどうぞー(Kindle版だけのもあるけど)

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