初心者パパの知多半島ウキフカセ釣り入門!第7回:「ゴム管オモリの使い方」
興味はあるけど、今までなんとなく手が出せなかった堤防の「ウキフカセ釣り」。
「今年こそクロダイを釣り上げて、家族にいいとこ見せてやりたい!」
そう密かにお考えのお父さんにこっそり読んでもらいたい、そんな「ウキフカセ釣り入門」を更新していこうと思います。
頑張って釣りの本格シーズンまでには書ききろうと思います!
そんな第7回目は「ゴム管オモリの使い方」です。
今回はけっこう大事です!
クロダイ釣りの基本は底をとること!
いったい何の話をしてるのだろう?と思われるかもしれませんね。
「ゴム管付きのおもり」
一個あたり100円もしない普通のオモリですが、どんな良い道具を使っていてもこのオモリを使うか使わないかで釣果が大きく左右されるんです!
極端にいえば、5万円の釣竿を用意してゴム管オモリを使わない場合よりも、3千円の釣竿だけどゴム管オモリをうまく使いこなすほうがクロダイが釣れる確率はグーンと高まります!
勘のいい方ならもうお分かりですね、このオモリは底をとるために使うんです。
基本的にクロダイは海底付近を泳いでエサを食べます。
つまり、クロダイを釣ろうと思うと必然的に針についたエサを海底付近に漂わせておく必要があります。
そのことを「底をとる」と一般的には呼びます。
ちなみにゴム管オモリはこんなのです。
といってもこれは訳あって若干カスタムしています。
お店で見かけるのは左側に写っているのではないでしょうか?
ワタシが使っている小物入れにピッタリ収まるサイズにカスタムしているだけです!
ゴム管オモリの使い方
使い方はいたってシンプルなんですけど、文章で説明しようと思うと難しい!
なんとか書いてみようと思います。
まずは仕掛けの先端についている釣り針にこのようにおもりをひっかけます。
ちょうどゴム管の部分に引っ掛ける感じです。
で、これをつけたウキ仕掛けを海へ投入。
そしてウキが沈んだら、ウキ下が水深よりも浅いということ。
今度はウキ下を長くして、再度投入してみます。
反対にウキがそのまま浮かんでいたら、ウキ下が水深よりも長い、ということです。
いやー、わかりにくいですね!!
なので数字を入れてみます。
水深5メートルのポイントに、
①ウキ下4メートルのオモリつき仕掛けを投入すると、ウキは浮力がなくなり沈みます。
一方、同じポイントに
②ウキ下6メートルで投入すると、ウキは沈みません。
イメージできますでしょうか?
このとき、底を取るにはウキ下を5メートルにすることが求められる(基本的に)わけなのですが、もしポイントの水深がわからない場合、上記①の現象が起こったらウキ下を少しずつ長くします。
反対に②の場合、ウキ下を短くしていきます。
こうして水深5メートルのポイントにウキ下5メートルの仕掛けを投入すると、針先にオモリを付けていてもウキが沈まず浮かばず、ちょうど良い浮かび方をします。
この状態を「しぶしぶ」と呼ぶこともあります。
どうでしょうか?少しはうまく伝わったでしょうか?
いやいやー、ワタシの文章力の未熟さを感じます。
注意点!
書き忘れていたのですが、このとき使うオモリは当然、ウキの浮力よりも重いものを使う必要があります。
なぜならウキより軽いオモリだと①の場合でもウキが沈まず、ウキ下が短いということが分かりません。
なので目安は2号のオモリを使うのがいいと思います。
重すぎず軽過ぎず。繊細な磯竿でも扱いやすいです。
あまり重いものだと竿を痛める可能性がありますのでご注意を!
それともう一点。
クロダイを釣るには底をとれ!と言いましたが必ずしもすべての状況で正しいとは限りません。
大型クロダイでも水深1メートルとかそれ以上浮かび上がってくる場合もあります。
ケースバイケースです。
ですが、やはり釣り開始の時は底を取るところから始めます。
そこからエサの取られ方や、アタリの出かた、雰囲気などを感じでウキ下を深くする、浅くするというのを選択していきます。
特に初めてのポイントでクロダイを釣ろうと思ったら、まずはポイント付近の水深をこの方法で計測します。
そこからどのあたりをどのくらいのウキ下で狙うか決める。これが基本となります。
ちなみにワタシが使うオモリは少しカスタムしているんですが、理由は小物入れに収納するため。
そのままだと入らないので、ペンチで潰しゴム管を短く切っています!
まとめ
以上がクロダイ釣りにおける、ゴム管オモリを使っての底取りの基本です。
見よう見まねでやってみるといろんな発見がありますので、まだやったことがないよーという方はぜひ試してみてください!
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
次は初心者パパの知多半島ウキフカセ釣り入門!第8回:「オススメの釣り場 !」へどうぞ!
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