浜名湖出船 / 船釣り素人が遠州灘でヒラメの泳がせ釣りに挑戦した記録

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昨年の11月末。

遠州灘へヒラメ釣りに行ってきました。

岸からヒラメを釣ったことはありますが、船から釣るのは未経験。

さらに船釣りするのは約20年ぶりということで、ほとんど素人といっても良いくらい。

先入観ゼロでやってみたんですが、これがなかなかおもしろかった!

もちろん釣りだけでなく自然の景色も楽しめるし、おいしいコーヒー飲んだり、お気に入りの店に寄り道したりとかなり満足のいく旅となりました。

そんな静岡釣り遠征の模様をどうぞご覧くださいませー。

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日の出前の出船

浜名湖で出船待ちする釣り人たち

やってきました浜名湖。

まだ暗いうちから皆さん、準備に精が出ますね。

ワタシは夜の11時くらいに自宅を出発し、車の充電&仮眠を取りながらのんびり到着。

まずは一緒に行く仲間と釣り具で仕掛けを購入してから船着き場へ向かいます。。

夜明け前の船の様子

6時半出船という事ですが、まだまだ真っ暗。

久しぶりの船上感覚を取り戻すべく、立ってバランスを取る練習を行います。

船酔いはしない体質なんだけど、久しぶりすぎて心配です。

湊から出船する

今回利用した船は、ワタシ含めて4人しかお客さんがおらず、かなり広々としています。

ピーク時の船上はすし詰め状態らしく、仕掛けが絡む「おまつり」が絶えないらしい。

そんなこんなでいつの間にか出発の時間。

遠くに富士山が見えるの、気づきました?

良い一日になりそうです。

浜名湖の釣り公園を眺める

どんどん外洋へ向け進みます。

右手には釣り公園、朝から結構な人ですね。

寒い中お疲れ様です。

浜名湖大橋の下を通る

大きな橋をくぐります。

なかなかこの角度で見ることはありませんよね。

釣り人の特権です。

船内の休憩所

船内には休憩室らしき場所が。

移動中、外は寒いので中で待機します。

暖房も完備でかなり暖かかったなー。

ただ外との寒暖差が大きいので、カメラの結露にはじゅうぶん注意が必要です。

ヒラメ狙いの仕掛け

今回使う予定の仕掛け。

「ヤツ狙い」

仕掛けの説明

ワラサ用の仕掛けっぽいですが、サイズ的に良さそうだという事で買ってみました。

このへんはさすがに詳しい人に教えてもらう方が良いですね。

素人だとお店に行ってもさっぱりです。

救命胴衣

救命胴衣はレンタル(無料)しました。

なんだか渋い。

このカラーなら海に落ちてもすぐ見つけてもらえそうです。

船内から外を見る

準備は万端、あとは釣り場につくのを待つのみです。

泳がせ釣りのエサに使うアジを狙う

釣り方の指導を受ける

第一釣り場に到着。

今回は「泳がせ釣り」という手法でヒラメを狙います。

それには泳がせるサカナが必要、つまりエサですね。

という事で、まずはエサにする活きたアジを確保しなければいけません。

まずは船長さんにアジの釣り方をレクチャーしてもらい、サビキ釣りで狙います。

餌のアミエビ

エサはアミエビ。

これをハリの付いた疑似餌の近くに漂わせ、どさくさに紛れて偽物のエサ(ハリ付)を食べさせる作戦です。

船釣り用の竿とリール

もちろん釣り竿はレンタル(これは有料)。

なかなか年季の入った代物ですね。リールのカリカリ音がたまりません。

もし船釣りにハマったら、マイタックルを揃えようと思います。

ちなみに竿にロープが付いてるのが見えますよね。

これは大物に竿を持っていかれないようにする為の工夫、もちろん釣り人が誤って落下させたときの予防策でもあります。

いつも行く堤防釣りではあまり使う機会がないので新鮮を感じつつ、、。

それでは、釣り開始。

狙うは水深30m。

サビキで石鯛が釣れた

まずはいきなり石鯛が釣れました。

といっても子供で30cmくらい。

でも良く引きましたよ!

それにしても、まさかサビキで釣れるとは。

仕掛けを引き上げる釣り人

後ろを見ると、なにやらサカナがかかった模様。

サビキで小さなカサゴが釣れた

かわいいカサゴでしたー。

色がきれいですね。

釣れないので場所移動

で、肝心のアジが釣れない、、。

エサが獲れないと本命のヒラメ釣りに移行することができません。

何とかしなければと、魚探を頼りに場所を転々としますが釣果はいまいち。

そんなこんなで結局11時過ぎまでエサを釣るために時間を費やしてしまいました。

泳がせ釣りの餌のアジ

なんとかアジを確保することに成功。長かった、、、。

他の船でも同じような感じだったようで、これは日が悪かったなーと半ばあきらめ気味。

でもまだ時間はある!

最後まであきらめずにヒラメを狙います。

駿河湾から富士山を眺める

移動中に撮影した、遠州灘から眺める富士山。

これはオリンパスの望遠レンズ40-150㎜の望遠端×デジタルテレコンで撮影。

実質フルサイズ換算で600㎜となります。

揺れる船上から三脚なしで撮影した割にはまともに写っている気がするけど、どうなんでしょう(もはや水平感覚はないけど、、)?

あ、手前のボケてるのは船のロープです。

ご飯のパン

移動中の栄養補給。

釣りの食事は片手で簡単に食べることができるメニューが基本です。

釣り場を移動

さあ、ヒラメ釣りです。

泳がせ釣りでヒラメを狙う。

アジをエサに、海底まで仕掛けを沈めます。

初めての経験という事で、アタリがちゃんと分かるかなーと心配でしたが、けっこう伝わってきますね。

グッグッと竿先をおさえ込む感じ。

はやる気持ちを抑えていたつもりでしたがどうしても早アワセになっていたみたいで、ワタシの針にはかかってくれません、、。

奥が深い、ヒラメの泳がせ釣り。

釣りのTVで見てる分には簡単そうなんだけど、やはり見るのとやるのとでは大違い。

結局、最後の最後までワタシにヒラメは微笑んでくれませんでした。

ちなみに誰も釣れていない、やばい状況が続いています。。

そんなこんなで、30分の延長が決まって最後のポイントへ。

すると、、

同行者の方の竿が曲がってるではありませんか!

ヒラメがかかった竿

はじめは根掛かり(地球を釣るやつ)かと思ってましたが、どうやらサカナみたい。

慎重にリールを巻きながら、じっくり格闘すること約5分。

ようやくサカナが見えてきました。

ヒラメが浮いてきた

この口、この色はまさか、、

泳がせで釣ったヒラメ

ビローンと伸びた口。

これはヒラメで間違いないでしょう!

船上は興奮の渦に包まれます。

タモ入れ成功

船長さんが、しっかり網ですくって無事捕獲。

ヒラメを釣り上げた

50cmちょい位はある立派なヒラメでした。

完全ボウズは免れて、本当に良かった、、。

ワタシはこの写真が撮れただけで大満足です。

これにてヒラメの泳がせ釣りは終了。

浜名湖へ戻ります。

小さな鯛を持ち帰り

ちなみにワタシのお持ち帰りはこの小鯛。

鯛めしが作りたかったので、これでじゅうぶん立派な収穫です。

釣り以外の楽しみも忘れずに

釣り場でコーヒーを淹れる

船を降りた後は、日没までのわずかな時間を使って、懲りずにまた釣りを再開。

車で2分ほどの護岸へやってきました。

ワタシはコーヒー係としてみんなのコーヒーを淹れてサーブ。

のんびり釣りしながら飲むコーヒーは最高です。

小さなカサゴ

ラストはちびっこが遊んでくれて、納竿とします。

初めての遠州灘・浜名湖の釣り、最初から最後まで、すべて楽しみつくすことができたので大満足。

気になるポイントもあったので、また必ず行こうと思います。

名古屋からは2時間もかからずに到着するので、赤羽根漁港に行くのとそう大差ないですね、よく考えたら。

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お土産も忘れずに

キルフェボンでお土産購入

家で赤ちゃんの世話をしてくれている奥様に、お土産が必要です。

「サカナがお土産」というのはわが家では通用しないので、予定通りキルフェボンのケーキとシュトーレンを買いに向かいます(むしろこっちが今回の遠征の主目的かも)。

が、ここでトラブル発生。

お店への道中、渋滞に巻き込まれ到着が6時半ごろになったのです。

さすがにケーキもほとんど残ってないだろうと思ったら、案の定ノルマを達成できず。。

奥様には平謝りです。また次にリベンジせねば。

浜名湖サービスエリア

帰りは車の充電をするため、浜名湖サービスエリアで休憩。

浜名湖サービスエリアのスタバ

夜の手持ちで歩きながらはさすがにブレる。

EV急速充電気

まとめ:暖かくなったらまた浜名湖に行きたい

遠州灘のヒラメもいつかリベンジしたいと思いつつ、浜名湖の釣りも楽しそうだなーと。

特に海との境い目あたりは潮通しもよさそうで、ぜひチャレンジしてみたいなーと思います。

潮の流れが速すぎるという噂も聞きますが、ワタシが地元でホームグランドにしていた一ツ瀬川河口もやばいくらい潮の流れ(+川の流れ)が速かったのでイメトレはばっちり、かと。

浜名湖の釣りに詳しい方がいらっしゃいましたら、攻略法など教えてほしいです。

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