レビュー/SIGMA fp用に導入したEVF-11を手放した4つの理由/でもまだ好き、、
SIGMAfpを導入してからEVFがなくても案外なんとかなるんじゃない？？と思ってたのですが、やっぱり覗きたくなるのがカメラ趣味人の定め。というわけでSIGMA fp専用電子ビューファインダー「EVF-11」を導入したのですが、半年足らずで手放しました。
まずメーカーの名誉のために声を大にして言いたいのですが、モノとしての性能は申し分なかったのです！ほしい人は絶対買ったほうがいい！
肝心のファインダー内はかなりきれいで見やすいし、チルト式特有のギミックも男心をくすぐる優れもの。ただ単に手放した理由はワタシとの相性が良くなかったという、完全なるすれ違いです。EVF-11は何も悪くないんです、、
ちなみに既に手放しているのでEVF-11の写真はアイキャッチ以外ありません、、。ここに登場する写真はSIGMA fpで撮影したものです。
理由1：アイカップとの相性
アイカップは通常版と大きめのタイプがセットで付いてきたのですが、ワタシには通常版だと小さくて見づらかったんです。周りからの光が邪魔でEVF内がチカチカする感じで。
Nikon Dfみたいに本体にファインダーがついてるタイプだと目をぐっと押し付ければ光の影響を受けずに済むんですけど、外付けファインダーということであまり思いっきり顔に押し付けたら接続部に負担がかかりそうで怖くて怖くて、、
そこで大きいタイプを付けてみると優しく目を周りを包み込んでくれて、かなりみやすかったんです！、が！外観もその分ノイズが増えるというか、少しブサイクになったように感じたんですよね。
その違和感が使い込むほどに気になってきて、せっかくのコンパクトネスを損なってる現状に嫌気が差してきたのが手放した1つ目の理由です。
理由2：チルト部分の剛性？
ビューファインダーが垂直までチルトできるという点がEVF-11のメリットでもありますが、そのチルトする部分のカチッとはまる部分（なんと表現すればいいか分からないんですけど、、）のカチッと具合が無理やり脱着してるような感覚で毎回「これ、壊れないのかな？」って心配でした。
もしかしたら個体差なのかもしれませんが、実機に触れる機会がある方は可能な限り自分で操作してみてから選ぶことをおススメいたします。
ワタシのがハズレだっただけかな？？
理由3：接続部が緩む
取り付けはEVF-11を本体にねじ込むわけなのですが、使っているうちにやや緩くなっていることがしばしばありました。もしかするとそのまま使っているとポロッと外れてしまう可能性がないこともなさそうです。
ただ、これに関しては持ち歩いている時に常にネジを締める癖をつけておけば防げると思いますし、そのくらい’じゃじゃ馬’なアイテムの方が愛で甲斐はあるのかなと思います。
ちなみにEVF-11をSIGMA fp本体に取り付ける方法がちょっと難しいという声が結構聞かれます。 SIGMA 公式でも取り付け方の説明動画を出されているぐらいなので、恐らくメーカーにもそういった声が寄せられているのでしょう。
ワタシ的にはこの取り付けにくさというのが、逆にメカをいじってるなーっていう感覚にさせてくれるので嫌いではなかったです。
理由4：サイズ感
もしかしたらこれが手放した一番大きな理由かもしれません。
当たり前ですが EVF-11をSIGMA fpに取り付けるとサイズ感がまるで1.5倍になったような、そのくらいの感覚になってしまいます。
SIGMA fpを購入した大きな理由の1つがその「コンパクトさ・軽さ」なので、そこがスポイルされるという点でそもそもワタシにはEVF-11が向いていなかったのかもしれません、、。
ただ眩しい時間帯や本当に撮影に没頭したいときはやはりEVFを覗きたくなりますし、その見え方もとても素晴らしいものだったので手放すのにはかなりの勇気が必要でしたが「手のひらに収まる」を最優先させました。
まとめ：でも、まだ好きだから、買い戻すかも、、
ここまで手放した理由を書いてきましたが、本当に良い製品だしSIGMAの山木社長のSNSにもしばしば登場してるので、それを見るたびまた欲しいなぁ〜と思ってしまいます。
気になる方はぜひ使ってみて、ご自身で判断されてみてください！ワタシもいつか買い戻すかも。
ちなみにfpを持ち運ぶときはブリーフィングのボディバッグをカスタムしたカメラバッグを使っています。
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