GFX50SIIとD780で森の写真を撮り比べてきました
GFX50SIIを購入してから1年以上が経過しました。買っては売りを繰り返してきた過去からすると、ワタシの中では長持ちしている方です(ちなみに1番長く所有してるボディはSIGMA fp)。
ラージフォーマットセンサーを採用しているだけあって出てくる写真はやはりフルサイズとは違う!と言いたくなる時もありつつ、正直(フルサイズと変わらなくないか??)と思う時もあったりで。。
そんな中、フルサイズ一眼レフの完成形との呼び名高いD780を導入してみたのですが、あまりの完成度の高さに(もうGFX要らないかも。。)という思いが頭をよぎったのです。
いや、でも!でも!あのdさんの写真(GFX50SIIとGF63/2.8の風景写真)を見たときに感じた衝撃は間違いではなかったはず!ならば手放す前に一度撮り比べしよう!それでも違いが分からなかったら自分にとってGFXは不要、宝の持ち腐れ。潔くD780で採緑活動していこう、ということで近所の森に入ってきました。
GFX50SIIとD780で森の写真を撮り比べてきました
今回、D780にはAi 50mm F1.4S。GFXにはMamiya Sekor C 80mm F2.8Nをセットしました。
画角が微妙に違ってくるので、写る被写体の大きさをできるだけ合わせるように撮影し、最後に同じ比率にクロップしています。絞りに関してはNikonはF2、Mamiyaはそのまま開放F2.8で撮影しています。ライトルームの現像で、同じプリセットをあてています。
厳密な比較とはいきませんが、できるだけ条件を合わせてみたつもりなので写りの違いを比べてみてもらえると嬉しいです。
まとめ
結論。GFXは手放しません!現像の色のりの良さもそうですけど、やはりシャッターフィールが自分に合ってるんですよね。中判フィルムカメラを使った事はないけど、シャッター幕が上下してる感覚、とでも言ったらいいかな?
ライカM型(モデルによって違うけど)とNikon Dfのちょうどいいとこ取りって感じ。ちょっと控えめだけど力強い。最新式のコーヒーミルではなくカリタのダイヤミル(鋳物)でコーヒー豆を挽く感覚。それをデジタルミラーレスで味わえるとあって、それはワタシの中では最高の撮影体験です。
もちろんD780も一眼レフとミラーレスのハイブリッドカメラでレスポンスも良い。シャッターフィールも最高。ファインダーもきれい。カフェでもサイレント撮影できる一眼レフということでワタシの普段使いには最適。AFもきくし(当たり前だけどワタシの中では革新的!)、SIGMA fpの存在を脅かすまでになっています。
ぱっと見の佇まいは古き良き一眼レフ、でも触れてみるとミラーレスZ機。ただ一度ファインダーのぞいてシャッターきると、その体験は安心の一眼レフ。fpを手放すか、ほんとに悩んでいます。。
最近思うんですよね、The 一眼レフってかっこいいな、って。カメラって楽しいですね。
D780はキャッシュバック(5万円!)のタイミングで購入しました。定番の50/1.4Dを買おうか悩んでいますが、ai50/1.4sとの相性(写り、見た目ともに)がとても良いのでしばらくはこのレンズと合わせて使っていこうと思います。
50SIIのボディ単体はすでに製造終了しています。早めに良い個体を押さえておきたいですね。予備バッテリーもいつディスコンになるか分かりませんので合わせてどうぞ。
レンズは特別なモノを使用しているわけではありませんが、サイズ感も写りも、GFXに合わせた際の見た目も気に入っています。2,3万で手に入る気軽さも嬉しいですね。家族とのお出かけにもギリギリ持っていけるサイズ感。
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