ニコンの大口径超広角単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 20mm f1.8」がやってきました!
こちらのブログに載ってる写真は(ほぼ)すべてワタシが撮影しています。
カメラはニコンのD5300という機種を使っており、とりあえず一眼レフカメラということになっています。
一眼レフといえばレンズが交換できるという特徴があるわけなのですが、昨年カメラと一緒に購入した50mmサイズしか持っておらず、常につけっぱなしの状態で過ごしてきました。
で、先日そのレンズが故障したのをきっかけに名古屋のニコンショップに行ってきたんですが、そこで試したレンズがどうしても欲しくなってとうとう導入してしまいました!
ニコンの単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 20mm f1.8」を導入しました!
一眼レフ用のレンズ、記念すべき2代目はこちらの大口径超広角単焦点レンズ。
こちらが1年間一緒に頑張ってきた、同じくニコン「AF-S NIKKOR 50mm f1.4G」。
比較すると20mmの方が1.5倍くらい大きいです。
50mmは280g、20mmは355g。
D5300本体が530gなので合わせても1kgを切る軽さ!
持ち運びもほとんど苦になりません!
本当は2つ並べて撮影・比較がしたいんですけど本体が1個しかないので叶わず。
そろそろフルサイズ導入か?
レンズフィルターのサイズも一回り大きく。
50mmは「58mm」、そして20mmのは「77mm」。
フィルターサイズだけは高級レンズに肩を並べることができました!
縦縞ゴム製の部分。
マニュアルフォーカスの場合はここをグルグルやるんですけど、これも大きくなりました!
50mmの2倍くらい。
「M/A M」のスイッチでオートフォーカスか手動か選択できるようです。
これは50mmと同じ。
ナノクリスタルコート搭載!
そして見慣れない「N」のマークが。
ニコンの最先端技術が詰まった「ナノクリスタルコート」というものらしいです。
簡単に言うと撮影のときに入る乱反射を抑えてくれる機能のことっぽい。
眩しい外で撮影する時って白く「もやっと」した光が写ったりすることがありますよね?
あれを防いでくれるらしいです!
ということは逆光での撮影に威力を発揮してくれるんですねー、朝焼け夕焼けもきれいに撮れそう。
ちなみにフィルター付近に金色の線がぐるっと1周してると思うんですけど、あれもナノクリスタルコート搭載レンズだけについてるっぽい。
これで気分だけは脱素人、ちょっとだけ気分がいいです。
画角が大きくなった!
広角レンズになると何が変わるのかというと「画角」が大きくなるんですね。
簡単に言うと映る範囲が広くなるということです!
つまり、いままで50mmのレンズで撮影してたときと同じ場所から20mmで撮影した場合、より広い部分をカメラに収めることができるんです!
もうちょっとわかりやすく言うと、カフェなんかでテーブルの料理を撮影する時50mmレンズだとちょっと体を後ろに反らせて撮らないと全体が映らなかったりするんですけど。
それが20mmだと余裕で収まります!これは助かりますねー。
あと、風景を切り取るのもダイナミックになるのでいいかもしれません。
下の写真は50mmで撮影した様子。
これが20mmで撮影すると約2.3倍の角度が映り込むんです。
※撮影日は違いますが、ほぼ同じ場所から撮影したのがこちら▼
まだ外にもっていってないのでアレですけど、これから風景なんかも撮りたくなりそう!
そしてこちらは毎度おなじみ、インスタグラム投稿スタイルの撮影(加工なし)。
(インスタグラムもよかったらフォローしてください!コーヒー・おやつ中心に投稿しています→FISH&CO.のインスタグラム)
いつもよりグワーんと広い!
これでも被写体までけっこう近寄ってます。
逆にいうと、50mmだと撮りたいものをピンスポットで切り取れたけど、20mmだと周りの余計なものまで入り込んでしまう可能性があるんですね。
なので構図とかしっかり決めないと何を撮りたいかわからない、パッとしない1枚になってしまうんです。
イメージ的にはスマホの写真と同じ感じで撮れる感じです。
これは慣れるしかなさそう、、。
20mm、50mmと言ってますが、、。
ここまで20mm、50mmという言葉を使っていますがそれらは嘘であり、そして本当でもあります。
嘘をついてるわけではないのですが、厳密に言うと違うんです。
ワタシが使っているカメラはニコンD5300という機種です。
これはAPS-Cという分類に入るんですが、フルサイズ(D750とかD810とか)のカメラと比べると同じレンズを使った場合に映る範囲が狭くなるんです。
専門用語で言うと「焦点距離が約1.5倍になる」んです。
APS-Cとフルサイズの違いも説明するとわけがわからなくなると思うので省きますが(ワタシもいまだに詳しくはわかりません!)、フルサイズの機種を使えば20mmのレンズを使った場合に20mmレンズの性能を100%発揮できる、とでも言いましょうか、、
反対にAPS-Cだと20mmのレンズを使っても30mm相当のレンズを使っていることになります。
なぜなら焦点距離が1.5倍になるから。
でも20mmのレンズを使っていることに間違いはないわけで、決して嘘をついてることにはなっていません!
ちなみに20mmのレンズをフルサイズのカメラに装着すると正面の景色が約94度写すことができます。
それがAPS-Cになると「約70度」と狭くなるんですね。
さらに今まで使っていた50mmだとAPS-Cの場合、約30度(75mm相当になる)しか写らないんです。
(人間の目でイメージすると、2メートルくらい先にあるコップをじーっと見つめる感じかな?)
一般的に75mmは中望遠レンズと言われているので、実は結構撮影が大変でした。
お店の外観なんてほとんど写らないし、目の前にあるものを撮ろうとするとずいぶん後ろに下がらないといけないしで室内撮影には不向きのレンズだったんです。
名古屋テレビ塔を撮るのも一苦労!
それが20mm(30mm相当)になるとすごーく楽になります!
むしろ今まで以上に被写体に近づく必要がでてきます。
単焦点レンズとズームレンズ
サカナ釣りでたとえるならズームレンズは「リール付きのタックル」。
単焦点レンズは「のべ竿」スタイル。
両方にメリット・デメリットは存在します。
ズームはその名のとおりレンズの倍率を変更できるので、ある一定の場所から様々なポイントを撮影できます。
一方、単焦点レンズはズームができません。
つまり自分が被写体に近づいていく必要があります。
なので運動会とかにはあまり向いていないかも(焦点距離が長い単焦点レンズがいくつかあればOKですが)。
運動会で子供の走ってる姿をいい感じに収めようと思ったらお父さん、かなり子供の近くまで行かないといけません。
(まわりの子供に「お前の父ちゃん、なんか近いねー」とか言われそう)
そんな場合はズームレンズが活躍します。
反対に自分が動ける範囲が限られていなければ単焦点レンズでも良いと思います。
単焦点レンズのいいところはズームに比べて画質がいい!という点でしょうか。
ど素人のワタシでも違いがわかるので、これは間違いないと思います。
それにもちろんレンズの構造自体がシンプル。これもいいですねー、潔い感じで。
花形フードが付属
ついでに揃えてきたいのがレンズフード。
これも専用のが付属してました!しかも花形。
これっていかにもカメラ上級者が使ってるイメージがあって、ワタシは手を出さないようにしようと思ってたんですが。
これレンズ専用と言われれば使っといたほうがいいのかなー、ということで花形フードデビューします。
(ちなみに50mmには丸型のフードが付いています)
フードのゴーストを抑える役割があるらしいんですけど、ワタシの場合はレンズ保護の意味合いが強いですね。
レンズフィルターはあまり着けたくないので(フィルターのカバーをこまめに脱着してます)。
まとめ:やっぱり20mm・ナノクリスタルコートは良い!
なにはともあれ、新しいレンズは気分がいいですね!
はやく外でも使ってみたいです。
今までの写真とは感じが変わってしまうかもしれませんが、それもまたワクワクしてきます。
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